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僕の戦国時代  作者: 虫松
第七章 九州地方編
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第一話 九州攻めしました。

さぁいよいよ。九州攻めです。現在、徳川軍と信長軍が共同で

関東の北条家を攻めていますので、この九州を統治すれば

天下統一です。目標の15年で天下統一まで後ちょっとです。


とういう事で、次の相手は九州男児

島津家 当主 島津 義久です。


島津家は代々続き薩摩藩として明治維新へと受け継がれますね。

島津家は戦略家としても優れています。


【釣り野伏せ《つりのぶせ》】

以前にも紹介した伏兵の戦法

わざと負けて伏兵がいるところまで誘導

敵を殲滅する。

この戦法で島津家は兵力10倍もの相手にも勝ってきた。


【捨てがまり】

必ず死ぬの意味。かまりは伏兵をさす。

追撃してくる敵をくい止める。

残された兵は死ぬまで戦う。捨て身の戦法


【穿ち抜け】《うがちぬけ》

縦列で突撃、前列が倒れると後列のものが

穴を埋め前列に出て突撃する。中央突破の戦法

弓矢の先のような陣形で

鉄砲を持つ者が外を固める

中は槍を持った者が並び

鉄砲隊と槍を持った兵が突撃して

一気に敵大将の首をとる。


示顕流、九州男児の彼らは一刀両断の剣こそが

最強だと思っています。二の太刀いらず。

全身全霊で一刀目を振り下ろします。


次の相手は命をかけて命を捨てて襲ってくる

捨て身の戦法が得意な島津家か。

僕の軍は死に物狂いでくる相手を恐れずに

立ち向かう事ができるだろうか?

勇猛で知られる島津軍。


僕は身震した体をこれは武者震いだと

思い直し進軍するのであった。


兄弟の島津義弘は武勇伝がいっぱいです。

人気の武将ですよね。


島津義弘の僕のデータ


鬼の島津軍 鬼石曼子と呼ばれ恐れられた。

朝鮮出兵では朝鮮二十万の軍勢

に穿ち抜けより一万の島津軍が壊滅させた。


【島津の退き口】

関ヶ原の大戦では西軍に属し敗戦したが

中央突破を果たし家康の本陣横を通過、

無事、薩摩まで退却した。


仏門にも深く人徳高い。


◇◇◇


信長軍が来る前に大友軍と島津家の間で戦争があった。


筑前の戦い


島津軍は3万5千の兵で大友軍の岩屋城を攻め城を陥落させたものを

大多数の死傷者をだした。その後、宝光山城を陥落させた。

つぎに立山城は立山宗茂の堅固な守りの為、島津軍は落とせなかった。

その為、島津軍は城主、立山宗茂を寝返りするように調略したが

うまくいかず失敗した。


後に

「東に本多忠勝、西に立花宗茂あり」と評されるほどの猛将だった。


信長様の軍は毛利・小早川・宇喜多軍など総勢10万の兵が

北九州の大友軍の合流、戦いとなった。

島津に奪われた城を奪還した。(岩屋城・宝光山城)


豊前・豊後の戦い


島津軍は北九州の守りを放棄して薩摩方面の守りを固めていた。


「突撃!突撃せよ!!」


島津軍は予想通り突撃してきた。

鉄砲が弾丸が横に飛んでこようが矢が天から降ってこようが

お構いなし!ただ一点 敵大将の首めがけ突撃してくる。


穿ち抜け≪うがちぬけ≫

槍と鉄砲の部隊が縦列で突撃を繰り返す。

前列のものが斬られようと殺されようと関係なく前へ突撃してくる。


「装甲車の部隊、突撃しろ!

カタパルトの部隊!援護しろ!人力槍衾部隊続け!」

僕は各部隊に迎え討つよう指令した。


最初は軍勢がまさる信長連合軍の攻勢だった。

しかし、死を恐れず向かってくる島津軍の前に

信長の軍や毛利・小早川・宇喜多軍は敗走していった。


鬼の島津軍の決死覚悟の上の突撃は予想以上だった。

敗走してくる信長軍を援護すべく


「盾の部隊!前へ!前へ!」

僕は盾の部隊を前列に押し出した。


「うわああああああ」

盾を蹴って強引に島津軍は突撃してきた。


まずいぞ盾部隊が総崩れだ!

中田軍の盾部隊は後ろに回り込まれ

無残に斬られ撲殺されていった。


最終防衛ラインを突破され僕とくの一の部隊は

島津軍の突撃を迎え討つ形となった。


「くノ一の部隊!撤退する。煙幕を張れ!」

突撃する島津軍に煙玉を投げつた。驚く島津軍。

僕は装甲車に乗り命からがら撤退した。


あー怖かった。あのまま戦っていたら間違いなく

僕は絶命、討ち死にしていただろう。


戸次川の戦いでは河を渡ろうとした信長連合軍に対し

島津軍は身を伏せて伏兵。川を渡り切るのをみはからって

急襲、信長連合軍2000人と有力武将が命を落とした。


この戦いにより勢いがついてしまった島津軍は

信長の軍を九州から追い出した。



◇◇◇◇◇



この戦いにより僕は新たな武器の開発に乗り出した。


地雷の開発である。


突撃するのには地面を全速力で走らなくてはならない。

この動きを封じてしまえば勝てるはず。


踏んだら爆発する爆弾、地雷の開発を僕は進めるのだった。









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