第五話 降参させました。
秀吉軍と中田軍の織田軍は宇喜多軍と合流3万となった兵は
次々と支城を落城させていった。
毛利の城である高松城は低湿地を利用した沼のお城に囲まれ鉄砲や騎馬に
強い城であった。その為、僕と秀吉の軍は周囲のお城を攻め落とし高松城を
包囲する作戦となった。
歴史上では約10年後くらいに本能寺の変が起こり明智君が謀反を起こし
秀吉がこの戦いの後、毛利と停戦して助けに行くんだよなぁ。
有名な大返ししまーす。
【備中大返し】《おおがえし》
約10日間にわたる2万の兵の軍団大移動を
ほとんど不眠不休で行う事。その距離200KM
僕は横にいる明智君を横目に
包囲している軍の中から沼地にある高松城を見た。
(明智君、秀吉や信長様にも苛められてなさそうだし、良かった良かった)
2回にわたって秀吉の軍が沼の向こうの城へ突撃したが城からの
逆襲にあい敗退していました。沼はドロドロ移動しにくそうだ。
僕は水攻めを提案した。有名だし高松の水攻め。
「すぐに、とりかかろうではないか。なぜ早く言っていただけなかったのか」
って秀吉に言われましたが、まぁもしかしたら落とせたかもしれないし
結構歴史変わってきたからと思ったんですが・・・・
本当は忘れてましたスイマセン
まぁいいか。前回より奮発して通常賃金を3倍出し
町のみなさん農民さん達 さぁ土木工事の始まりです。
2週間後に立派な堤防ができました。仕事早いね。
ものすごく奮発したので、頑張ってくれました。
工事費は莫大64万5040貫文かかったそうです。
1貫 = 100両ですから計算するのが面倒です。
1両=18000円としますと1161億円なり!
季節は梅雨!雨は降り続き増水し続けました。
さぁ川の水をどんどん放流!
沼は湖に大変身!
「まぁなんという事でしょう。巧みの謀略により
高松は孤立無援の水没したお城に大変身です」
というあの番組のナレーションが聞こえてきそうです。
毛利軍は城前の大量の水を目の当たりにして士気が低下。
雨も今は梅雨の時期よく振ってます。雨雨フレフレもーっとフレー
当分水は引かないでしょう。
また毛利の援軍も来ないことから、
ついに城のお城の米がなくなった。絶望!失望!
高松を開門、
大将 清水宗治ら4人は秀吉から差し向けられた小舟に乗って
秀吉の本陣まで漕ぎ、舞を踊り杯を交わした。
辞世の句
「浮世をば 今こそ渡れ武士の 名を高松の 苔に残して」
さあ浮世を渡りあの世へ行こう。
武士としてのその名を、松に苔が付くほどの長きに渡り残そう。
今がその絶好の機会なのだ。
秀吉は切腹を見届けました。他3人も続けて自害しました。
毛利元就の毛利軍と和睦ついに、
信長様の属国となりました。
信長様 中国大陸制圧 無事終わりました。