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僕の戦国時代  作者: 虫松
第五章 中国地方編
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第二話 分析しました。

僕が結婚して間もない頃、1565年 中国地方の大名、

毛利義輝が謀反により死んだ。

最後は寄せ手の兵士達が四方から畳を盾に同時に突きかかり死亡した。

後を次いだは三本の矢で有名な毛利元就である。


三本の矢の教え

1本の矢では簡単にすぐに折れてしまう矢でも、三本纏めるとなかなか折れないものである。

3人力を共々結束する事。


この教えは1557年に書いた三子教訓状に纏められている重要文化財に指定されている。


次の相手は毛利元就、団結力、毛利軍である。秀吉も何度も大敗している相手である。

最後は兵糧攻めでやっつけたが、かなりの年数を費やしたはず。


僕は3年で滅ぼす計画を立て始めた。まずは尼子軍の援助(歴史上は滅びる)

宇喜多家の寝返り交渉である。

この二大勢力を引き込めば必ずや毛利軍は力を失うはず。


尼子家は出雲の国にある。(現在の島根県あたり)

早くしないと毛利家に滅ぼされてしまうな。

僕は援軍とともに尼子家の出雲の国へ向かった。


1560年 名将 尼子晴久が死んで、現在は尼子義久、最後の尼子家当主だよな。

尼子滅亡の原因は尼子からの反乱などで追放したものが毛利を頼ったためである。


簡単にいえば有能な自分の会社の部下が敵の会社部下になって自分の会社が潰れた。


尼子家、内政改革せんといかんなぁ。

受け入れてくれるかなぁ。

大抵、部外者からきたものを人は毛嫌いするものである。


僕は会社を乗っ取って、その後に派遣される上司みたいな気持ちになった。

どんな待遇が僕に待ってるのやら。

あんまり使えない奴だったら暗殺してしまおうか。


コラ!最近考えが過激になってきた。

人を殺害しすぎたせいかもしれない。

僕は反省した。


すでに大友家は毛利家により滅ぼされている。

尼子軍は織田軍の直接ぶつからない。

最後の防波堤でもあった。


僕は悩みながら、出雲の国を目指した。


「殿、何か家庭内で上手くいっておられないのですか?」


「明智くん、どうしてそ~うなるの?」



◇◇◇



醤油塗られてだんご、だんご、だんご、尼子3兄弟!ちゃん、ちゃん。

尼子晴久の子、義久、倫久、秀久、尼子3兄弟会いました。

こいつらマジでウザい封印したい。(歴史上では毛利に幽閉されてしまいます。)


「我ら信長様の軍である中田軍は打倒の毛利家の為に参りました願いは一緒の

はず。共に闘い頑張りましょう。」


尼子3兄弟は仲良く3人上座に横並びに並んでいる。中央が当主、義久か。

お団子みたいに串さしたい。


「兄者、こいつら、我らをそそのかしお家を乗っ取ろうしてるもので、ございます」


「兄者、我らだけでも十分毛利に抵抗出来ます。部外者を引き入れるなど、もってのほか」


真ん中

「うー~~ー~ん」


「我が軍は尼子家の領地を保証します。」


「兄者、そんな事は最初のうちだけですぞ。信長は北畠家一族を乗っ取りました。一族離散ですぞ。」


「兄者、信長は短気で気にいらないものはすぐ、イチャモンつけて滅亡させますぞ。

武田家、六角家、斎藤家みーんな滅亡しております。」


真ん中

「うー~~ー~ん」


(駄目だ、当主である尼子義久がまるで決断力がない。会議はするが何も決まらない

パターンだ、これは)


「尼子家も領地、及び尼子一族は我が命にかえても保証します。」


「兄者、あの者の命など以下ほどでございましょう。信長は鬼でございます。」


「兄者、あのものが死んだら、条約破棄とかいって攻め入ってくるに違いありません。信長

とはそういう男でございます。」


真ん中

「うー~~ー~ん」


「おい!好い加減にしろ!僕と一緒に戦うのか戦わないのか?ハッキリしやがれ!」


全員

「ひぃいいいいいー」

尼子3兄弟は仲良く悲鳴をあげました。

仲いいねお前ら、仲良すぎて足をひっぱるなよ。

毛利の三兄弟に負けるわ。こいつらじゃ。


まぁ確かに彼らの言っている事も一理ある。信長様ならやりかねない・・・・・

なんせ、超ブラック企業で戦続き周辺諸国に有名ですからね。


尼子家の当主達はこんな感じだが、部下は有能なので安心した。

山中家や秋上家や横道家など尼子に忠誠を誓う勇敢な武将達だ。


次は宇喜多家へ寝返り交渉か僕は伊賀の里へ向かった。

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