第一話 同盟を結びに行きました。
毛利軍は現在、尼子軍と大友軍と激しい戦闘をしていた。
僕は尼子軍の援軍に秀吉さんの軍を向かわせます。
毛利軍と信長軍は長い争いとなります。毛利軍強し・・・・
ということで、武田軍を迎え撃つ事にしました。
武田軍は上杉軍と12年間に5度も衝突しています。宿命のライバルという奴です。
上杉軍と徳川軍と信長軍の包囲網で武田の騎馬隊を打ち崩せるはず。
単純な戦略決定です。
僕は上杉謙信に同盟を結びに明智光秀と旅立ちました。
浅井家と朝倉家の婚姻関係の領地を通らせて頂きます。
現在の新潟県の辺りです。寒いデス。
上杉謙信 僕のデータ
上杉謙信は体格が大きく、武勇伝としては14歳で初陣!それだけでも
スゴイのに戦の先頭に立ち、豪族の首を討取っています。
自分を毘沙門天(戦の神 武神)の生まれ変わりだと心酔しています。
上杉家の旗印には(毘)の字を使った。
かなりヤバい人間です。戦では引き分けはあっても負け知らず。
「越後の虎かぁ。明智君どんな奴なのかな?」
僕は馬に乗りながら明智光秀を明智君呼ばわりしている。
「上杉家の旗印は龍です。越後の龍とも呼ばれております」
「虎でもあり龍でもあるのか。どっちも怖いなぁ。なんか帰りたくなってきた」
僕は毘沙門天の仏像を想像しながら、越後の国を目指した。
めちゃ怖い、正義を主んじるイメージだよな。
(同盟なんか絶対無理じゃない。魔王信長様の事嫌いでしょう多分)
僕は馬上から雪山を斜めに見て歩いていた。
「明智君、僕もそろそろ結婚したいんだけど」
「殿の結婚相手、必ずや私が探して参ります。」
「明智く~ん期待しているよ♪♪」
「徳川家、浅井家、浅倉家の家臣の中から適齢期の姫を選びます」
「姫様かぁー顔も見ないで結婚するんでしょう。何歳なの?」
「14歳以上のおなごで宜しいでしょうか?」
(14歳かぁ中学3年生か高校生1年生ぐらいだね。子供ではありませんか
僕はロリコンではない。いや戦国時代なんだから当たり前か)
「姫様でも、なくていいんだけど」
「いいえ。中田玄白様ほどの身分の方が農民と結婚などありえませぬ!」
「そ・・そうだよね・・・明智君、頭固いね」
◇◇◇
『吾こそは上杉謙信なり!』ゲームで勇名なセリフの人
目の前にいますよ上杉謙信様。人気ありますよね。
白い袈裟がけをして僧侶みたいな格好をしてます。
髪はロンゲなんだね。口元は布で隠しています。
難しい話は明智君に任せました。仲良く武田信玄をやっつけようよ!
「お断り申す!」
やっぱり、お断りされましたよ。
なんで何で?
「して、その訳をお聞かせ下さいませ。」
「拙者、卑怯な3方向から攻める戦方が気に入りませぬ」
あーあ! あの話思い出しちゃった。
上杉謙信の有名な話で【敵に塩を送る】という話がある
昔、武田信玄に敵対していた今川氏は北条氏と協力して塩留(経済封鎖)
を行った。当時塩は生きていくうえで大切
海に面していない甲府(山梨県)の領民は大変苦しんだ。
武田軍と上杉軍は度々戦いを続けていたが【義】を
重んじる上杉謙信は武田領民の苦しみを思い。
越後から塩を送ることを決意した。また高値で取引されないよう監視した。
長野県松本市では毎年1月11日に塩市(現在 あめ市)が開かれ感謝を
忘れないように伝統は引き継がれている。
上杉謙信 漢だぜ!
「では、引き続き不戦の和議(不戦同盟の交渉)をお願い申す。」
いいぞ明智君つぎなる手ですね。不戦の和義いい提案です。
【不戦の和議】
相手が別の国に攻め入っても攻撃しない約束
「うむ、暫く考えたい」
という事で後ほど回答を頂けることになりました。
見返りは何でしょうね?
しかし驚いたのはこの後でした。
夕食の会を開いて頂いたのでしたが・・・
「中田殿こちらへ」
上杉謙信は少しほろ酔いになっていた。目のしたが紅く染まってる。
右手で来い来いされました。
「はい、はい何でしょう」
「手を貸してもらえるか?」
バッサ!
僕の右手を掴み上杉謙信は
自分の着物の胸の辺りへ手を突っ込んだ。
プニプニ
胸が・・・膨らんだ胸2つありますよ。上杉謙信って
ひげ面の男じゃなかったの・・・・
(上杉謙信のひげ面の自画像は偽物という説がある)
女の人なのですか?確かに美男子じゃなかった。怪しい感じ
ゴクリ・・・・
それ以上の事は確かめられませんでした。
「これは二人だけの約束ですぞ・・・ふっふぅふ」
僕は上杉謙信と秘密の約束を個人的に結んだ。