第一話 旅に出ました。
大阪にある石山本願寺は教団、浄土真宗の総本山である。
武装した僧侶が石垣を築き警備を固めている。
信長様は10年も本願寺と戦うこととなる。
浄土真宗は仏教である。信長様は僧侶のくせに武器をもって戦うとは何事か!
というわけで戦争になりました。
僕は目標2年で壊滅させたいと思いますが一人、厄介な相手がいます。
鉄砲集団、雑賀党の首領 鈴木重秀 信長軍を長年苦しめる事になる。
組み撃ち鉄砲の名手です。
【組み撃ち鉄砲】
一挺の鉄砲を4人で撃つのが特徴、簡単にいえば流れ作業で次々に
火縄銃を撃つという戦法。左の人が銃弾を入れ右側の人が弾を込める
後ろの人が火縄を点火、準備完了!発射!
効率がすこぶるいいので、ドンドン銃弾が飛んでくるわけです。
射撃の感覚は20秒に一発程度ですが
鉄砲を二組みに分けると7秒に一発撃てます。
そんなに撃たれちゃ困るよ、指揮官を暗殺しないとなぁ。
組み撃ち鉄砲の集団をまとめているひとが鈴木重秀なわけですから。
こっそり殺すしかないよな。本願寺とはべったりの関係です。
雑賀党は大量の鉄砲を保有しています。
やっぱりその筋のプロ
伊賀の里に行ってお願いするしかないか。
僕は暗殺を依頼する為、伊賀の国へ行くこととなった。
ニンニン!
因みに忍者は方言とか言わないしゴザルとか言いません。
すぐ忍者ってわかっちゃうじゃない。暗殺のプロですから。
伊賀の里は山里にあるわけですから。山登りしないといけません。
はーあー、女忍者くの一と混浴温泉でも入って疲れをとりますか。
伊賀忍者は金銭で請負契約してくれます。
だから伊賀の忍者どおしで殺しあう事もあるみたい。
依頼者が違うから、仕方ないですねぇー。
甲賀の忍者は1人の主君に忠義を尽くすからダメです。
伊賀も甲賀も仲はいいんだって。あの漫画余計な暗示を・・・
お安く暗殺の仕事をお願いしまーす。
◇◇◇
伊賀の里へ向かって、旅人の姿になり向かいました。
くノ一2人と3人で楽しい旅です。
水戸○門みたいな感じで楽しく旅しました。くノ一2人とは打ち解けましたが
恋愛はしません。喧嘩とかして、言い争いになるだろうし、
別れる場合も気まずいし、
一番の問題はそんな姿を見た周りの指揮が落ちてしまいます。
恋愛はダメだ、ダメだ
「・・・・・・」
ごめんなさい2人とも付き合ってしまった。
よく海外とかに行ってハメを外すというやつだ。
尾張に戻ったら別れよう。←殺されないよね。
そんな感じで伊賀の里に着きました。普通の農村ですが。
みんな忍者なのでしよう。チラチラ見てます。
早速、村長さんらしき家へ訪れました。
そこには上忍の伊賀3人衆が正座して待っていました。
「よくぞ、伊賀の里へ参られた。中田玄白殿」
もう名前も知ってるよ。さすが忍者、ここに来るまでに調べられたんでしょうね。
「暗殺してもらいたい。相手は鈴木重秀!」
「かしこまった。5人ほど手練れが必要かと1人領国貨幣1000枚
5000枚ほどいただきたい。」
「5000枚!高すぎるよ!もうちょっと何とかしてくださいな!」
1枚、約4万円ほど2億円かいな! 城が建つよ!
「大阪の本願寺は並の忍者では侵入不可能。上忍3人下忍2人は必要かと」
「いや。そこを何とか頼みますよ!まけて曲げてお願いしますよ。」
「いやいやそう申されても、難しい依頼であるがゆえ、まける?!」
・・・・・・・・
こうして交渉1日目は終了した。
◇◇◇
2日目× 3日目× 4日目× 5日目× 6日目× 7日目× 8日目× 9日目× 10日目×
11日目× 12日目× 13日目× 14日目× 15日目× 16日目× 17日目× 18日目×
19日目× 20日目× 21日目× 22日目× 23日目× 24日目× 25日目× 26日目×
27日目× 28日目× 29日目× 30日目×
31日目
「全く、あなたという人は、はぁーはぁー」
「3000枚でお頼み申す」
「・・・・」
1ヶ月後、領国貨幣3200枚で請負契約を結んだのだった。
伊賀の忍者さんとも信頼関係ができた。ような気がする。
忍者のアニメだとカムイ剣がすきです。ラスト天海との
対決は子供のときに感動しました。