表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の戦国時代  作者: 虫松
第二章 中部地方編
10/93

第三話 焦りました

1560年僕は今川の軍勢が城を出陣したとの、

くノ一の忍者から、伝令がきた。


その数およそ2万5千人尾張へ侵攻を初めたとの事。

歴史通りに、やはり来たか。

ずーーっと監視させて置いたから早く情報が来ました。

情報を制するものは日本を制する。なんちゃって。


信長様にすぐお伝えすると、

どうしたら良いと聞かれましたので正直に答えましたよ。

桶狭間の戦いで今川 義元を首を討ちとれますよと。


「そうか!奇襲を仕掛ければよいのだな。」


「桶狭間へ軍勢を向かわせます。伏兵の忍者くの一部隊と

ハングライダーの部隊と装甲車の部隊で戦力を各方面に分散させます。」


「目指すは今川義元の首のみか」


「大雨が振り出すでしょう。それが合図です。全軍突撃してくださいませ」


桶狭間の戦いの準備にとりかかった。砦を何個か作り

時間を稼がなくてはならない。ハリボテの城でいいのだ。

相手に気分良く侵攻していただかないと。


その頃、今川義元は

(尾張など京へ上洛する為の通り道でおじゃる)


今川義元の軍勢はほとんど寄せ集めの農民の民兵である。

本体部隊は6000人ほどにしか過ぎなかった。


現在、前田犬千代(利家)さん木下藤吉郎(秀吉)さんいくさ

織田の軍勢は3000人ほど、兵力少ないけど勝てる。

僕は今川義元の顔がおじゃ○丸何だろうと思いながら

作戦を用意した。


砦は街道沿いに4つほど建てる。真下には装甲車を用意

何人かの兵士には申し訳ないが人柱として残って頂く。

そして大雨が振り出すだろう。


天候しだいなのがちょっと不安である。

大雨降るよね。降らなかったら、歴史は変わるのかな?


そして1階が屋根付き駐車場、2階が広いテラス

のハリボテの砦が次々と建てられた。

名付けてゴキブリホイホイ作戦。


1階には装甲車が止まれ前方の敵に

クロスボウガンを連射


2階テラスよりクロスボウガンで連射

危なくなったら装甲車で逃げまーす。


桶狭間の戦いは間もなく開戦されようとしていた。


◇◇◇



桶狭間に行くまでの途中、砦で時間稼ぎをする。

名付けてゴキブリホイホイ作戦は開始された。


「「うわあぁああああ」」


今川軍がけしかけてくる。合戦の始まりだ。


よし!僕が足止めしてやる!

鉄砲隊、三段構え!鉄砲隊は砦2階のテラスに横に3列に整列した。


「第一鉄砲隊!前へ!構え!」

今川軍が刀を振り上げ、砦へ走ってくる。

引きつけろ引きつけよ。


「放てぇーーー!」


ぱんぱん!ぱんぱん!ぱんぱん!ぱんぱん


「第二鉄砲隊!第三鉄砲隊!続けざまに放てぃ!」


ぱんぱん!ぱんぱん!ぱんぱん!ぱんぱん


ぱんぱん!ぱんぱん!ぱんぱん!ぱんぱん


乾いた鉄砲の音が戦場になり響く。


「うわぁあああ!」

今川軍の先頭にいた。兵士が次々と鉄砲隊の銃弾をくらい傷つき

傷穴から血を吹き出し倒れていく。


「鉄砲隊だぁ!待機せよ!」


今川軍は進軍を止めた。

(よし!まずは成功だ!)


今川軍の弓矢部隊が前列に現れた。

「よし、この砦は放棄する。装甲車へ乗り込め!撤収!」


今川軍の弓矢の雨が降る中、僕は次の砦へと撤退した!

今川軍大勝利!よかったね。

走り去る装甲車の後ろでは、砦に火がつけられ燃やされていた。

(第一のゴキブリホイホイ燃えたか)


今川軍は次の砦へ向かった。次の砦には、明智光秀が指揮をしている。


「玄白殿の装甲車が見えまーす」


「よし!伏兵の槍部隊!弓矢の部隊!撤退している玄白様を援護せよ!」


「うわあぁああああ」

街道沿いの茂みの森に隠れていた。織田軍が槍で追いかけてくる今川軍を

串刺しにしていった。


(さすがだね明智君。やるではないか)

怪盗ぽくつぶやいた。


第二の砦、第三の砦と同様に明智光秀と連携して、交互に指揮をとり。

今川軍を足止めした。


しかし・・・・

雨が降らない。まだか!まだか?

空はどんよりと曇ってはいたが雨が振り出す気配はない。


まさか、大雨こないのか?

今川軍はこのまま清洲の城まで進撃されてしまうのか?


僕は最後の砦に向かいながら焦っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ