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始まり

出会いが無い。

それが大学一年生である春風はるかぜ りんが常日頃から考えていることだった。

友達は次々と彼氏ができ始め、自慢話ばかりをしてきている。勿論、友達の恋愛は応援すべきだが、そんなこともあり凛は友達の恋愛を応援しきれずにいた。


「大学に入れば、すぐに彼氏なんてできると思ったのに」


大学に入ったら、自然と彼氏が出来て付き合えるものだと思っていた。しかし、今の人はスマホばかりを見ていて、話しかけても素っ気ない返事を返すばかりだ。おまけにオンライン授業がメインの大学ということもあって、出会いなどが全く無いのだ。


そんなことを考えながら、動画サイトを観続けていると、ある一つの広告に目が釘付けとなった。


「マッチングアプリ?」


それはマッチングアプリの広告だった。

普段ならそんなものは危険だと目もくれない凛だか、その時はそんなことを考えていたこともあって、目が離せなくなっていた。


凛は何も考えずにマッチングアプリのダウンロードボタンを押していた。

そしてそれが非日常の始まりとなることを、凛はまだ知らずにいた。

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