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おじぃ、装備を整える
おじぃは町一番の防具屋に向かった
防具屋の入口には階段があり、車椅子では店に入ることができなった。すると誰かが車椅子を押してくれた。その子は白髪の子供だった
「あ、ありがとうよ坊主」
「あ…いえ」
「坊主は何故ここに?」
「ちょっと買い物に」
「お使いかい?偉いのぉ」
子供がカウンターに行き、商品を置いた。すると店主が子供を見渡し
「…帰れ」
「え?」
「ガキンチョ、金どうせ持ってないだろう」
「な、お金は腐るほどにある」
「お金は腐らねえぞ」
「例えだぞ!…これだから異世界人は例えが分からないんだから」
「なんか言ったか?坊主」
「なら取引使用」
子供は何かを取り出した
「これでどうだ」
「ん?なんだこれ?見た事がねえなぁ」
「あ、やべ間違えてアメジストの指輪出しちゃった」
「アメジスト…?」
アメジストは異世界にはないらしい