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食われた?
おじぃはその青年冒険者の仲間を探してあげることにした
「あなたはおひとりで旅を?」
「まぁ」
「すごい、私そんな勇気なくて…」
「どんな人がいるんだ?」
「そうですね。やっぱり料理が上手いやつとか、助けてくれるやつとか」
「そうか…」
おじぃはなんだか寂しげな顔をした
「そういえば、どこではぐれたんだ?」
「あそこです」
青年が指を指した方向は、暗い洞窟だった
「とりあえず行こうか」
青年が松明を作り火を灯してから洞窟に入った
「暗いですね」
「だな、松明の光でも暗いだなんて、どんなけ暗いんだ」
「あ!あれは!」
洞窟の中の道に小さな望遠鏡が落ちていた
「あ…仲間のだ!」
「まさか…食われた…」
「そんな!」




