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アラビアン風味な王子様
1台の馬車が止まった
「なんだ?」
馬車の窓から人の顔が見えた
「貴様は…旅人か?」
「あ、まぁ」
「砂だらけではないか、私の城に今夜は泊まっていけ」
「王子、いけません。この前、旅人を招き入れたら窃盗団の一味だったこと、忘れないでください」
「でも、こんな老人だぞ」
「まぁ、確かに。唇カスカスですね」
「助け…」
おじぃは力尽きたのか、ここで倒れた
「あ!城に運ぶぞ!」
おじぃが目を覚ますと、お高そうな絨毯の上だった
「うわぁ!ふかふか!」
外は、もう暗い。すると、さっき助けてくれた王子の執事が来た
「この国は夜が早く来るのですよ。その代わり夜はとても冷えたり、暑くなったりと、極端な温度になりますよ」
「へー」
「ご飯…食べますか?」
「はい(どうせ、カレーだよね)」




