異世界にも詐欺はある
おじぃは車椅子に乗り、近くの村に向かった
「ふーむ、美味そうなものがたくたんあるのぉ。」
「お!そこのお爺さん、旅人かい?」
「まぁ、そんな感じじゃ」
「旅人に素晴らしい商品があるんが、見ていかないかい?」
「どうせ高いのじゃろ」
「いやいや、お爺さんイケメンだから安くしとくよ」
「ふぉふぉふぉ、嬉しいことを言うのぅ!」
「そうでしょ(ぐへへ!弱っちいじじいを騙して金をたんまりと取ってやろう)」
「…何を買おうかと忘れてしもうた」
「あ、私のおすすめは、こちらの回復魔法がかかったこちらの防具。最近物騒ですからね〜おひとつどうですか?」
「美味い飯が食えるところがあればのぉ」
「あ、それでしたら。こちらの地図どうですか、こちらは行きたい場所を指定すれば、何処でも行くことがで知るのですよ!」
すると外から声が
「安いよ!安いよ!ドラゴンの尻尾焼き今だけ無料だよー!」
「あ、あっちに行こう」
おじぃは、飲食店に向かった
「ちょとお待ちお…」
「老人をいじめて楽しいか?」
「あ…」
商売人は詐欺を見破られてガッカリした
詐欺商人
タカハマ
元々、人間界から召喚された身。やることないんで詐欺を始めた