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ロールパン
ロールパンはふわっともちもちしていて、硬いものが食べられないおじぃにとっては大変ありがたかった
「おいちい」
おじぃはロールパンを両手で持って食べていて、とても可愛く感じた
外は何だか騒がしい様子
「何かあったのかい?」
「さあ?」
すると、ギルドに町の衛兵がぞろぞろとやってきた
「少しお話をよろしいですか?」
おじぃはキョロキョロして自分に指さした
「わし?」
助けてくれた衛兵によると、怪しげな男に殺されかけていた奴が、別のところで殺されたと言う。おじぃは男の顔を見ているので来たとのことだ
「うむ、わしは老人だから人の顔はあまり覚えられないからな〜」
「そこをなんとか。格好だけでもいいので…」
「…そうか。確か上半身裸で裁っ着けのような…」
「はい?」
「あ、なんか膨らんだズボンを履いていた」




