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炎あげます
「…そういえば我々の炎を摂りに来たんでしたよね」
「まぁ」
「じゃぁ、火起こしでも教えますか」
旅人が言った
「妖精の炎は長時間保てます。町のことも考えて、少し分けてもらうことは出来ますか?」
「…そんなに欲しいのですか?」
「えぇ、便利ですから」
「そうですか」
長は考えた
「ではこちらのものあげます」
渡されたのは何かが包まっている紙。開けると白い粉が入っていた
「これは?」
「これをこのように」
長は紙を折り、コップのような形にして何に粉を入れた。そして吸った
「ほら…温まってきましたよ。これさえあれば火なんていりません。どうですひとつ?」
おじぃと旅人は顔を見合わせた
「…いりません」
「わしは帰る」
「あ、え?」
おじぃは絶対危ないものと察知して帰った




