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死後の世界
「わしが戦場に行き数年が経った日、外人のような背が高い奴が来た。そヤツはマサキと言っていた」
「…わしを見ても何も思い出さないですか?」
「まぁ、お前さんとは接点がないからのぉ」
「その人はどうなったんですか?」
「わしを庇って…一部が取れた。だがやつは、一部が取れても戦いたかった。幸い、小指だけ取れたから続けられた」
「…その後の彼は?」
「きっと亡くなったんじゃ…天国で会えると信じてる」
おじぃは立ち上がり光がある方へ進んだ
「(わしはずっとひとりぼっちなのか…)」
そう思っていると、さっきの奴が言った
「えっと…ここにいるのもいいですが、転生したりしませんか?」
「え?なんて?」
「神様達に頼んで、転生できるか聞いてみます」
そいつは、どこかに行ってしまった
数日後
天から声が…