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羽もぎもぎ
「おい!無視をするな!」
そして奴は言った
「私を邪魔する奴は誰だ…」
「やめ…」
奴は妖精に襲いかかり、妖精の羽をむしり取った
「まるで、カナブンだな」
奴はそう言ってどっかに行ってしまった
「誰じゃったか…」
おじぃは気を取り直して、噂の聖剣のところに向かった
「確か…あれか?」
目の前には、光り輝く聖剣…ではなく錆び付いて、蜘蛛の巣が張ってある剣があった
「聖剣?どう見ても普通の…」
すると、台座にはこう書いてあった
《聖剣の石像》
「…うそじゃろ!偽モン!だが、なぜこんな所に?」
おじぃは疑問を抱きながらも偽物と知り、ガッカリした
「はぁ…町に戻るか」
おじぃはお世話になっているギルドに帰って行った
「あ、おかえり。聖剣はどうしたんだ」
「偽モンだったよ」
「そうかい…お疲れ様」
店主は、小さいパンとスープを出してくれた




