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みんな…
おじぃは目を開けると暗い場所にいた
「あぁここは…」
周りを見渡した
「きっとここは…」
すると、前から人が来た
「あ…!ばぁさん!」
「じいさんや、お前さんは死んだんや」
ばぁさんはおじぃに声をかけ、あっちに歩いていった
また誰かが来た
「あ、たくや…ニートのたくや」
「親父…俺のせいでいろいろと苦労をかけた。俺、ちゃんと働いて、結婚して孫とか見せてやりたかった」
そう言ってたくやはばぁさんと同じ方向に歩いていった
「そうか…わし、死んで。それで、死んだ家族と最後に会っているのか…」
そして、またしてもまた来た
「次は誰じゃぁ」
「お久しぶりです広川さん」
「広川…なぜ、わしの旧姓を知っておる?」
「覚えてないですよね…戦争行ったこと覚えてますか?」
「わしが二十歳丁度になったとき、赤紙か来たかのぉ」
おじぃは昔あったことをそいつに座りながら話した