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別邸に到着

施錠されていてた馬車の扉があいた。

「ぼっちゃんつきましたぜ!」って御者の奴だ。


僕は、たぶん半日以上かけてここについたのか、もしくは1日以上かもしれない。 

なんせ寝てる時につれてこられた場所だ。


一応、御者の奴が、僕の荷物をもって別邸に案内してくれる。 別邸っていっても平屋の一軒家だ。

「ねぇ、ここどこ?」って聞いた。

「王都と帝都の国境近くにある、ミゼラ町の郊外ですぜ」っていう御者。

「ふーん、で、ここに僕一人で住めって事?」

「まさか、おい、ミュウ」って御者がいったら、亜人、しかもウサギ族の10代半ばの少女が一軒家からでてきた。


「ガリスしゅさん。 その方は?」ってミュウって呼ばれた少女。

「ここの主人になる方だ。 世話を頼んだ」って僕の荷物をあずけてる。

「はじめましてでしゅ。 ご主人しゃま。」って言われた。


僕は、御者に言われて、帽子を深くかぶってる。

「僕は、スヴェン。 よろしく。」とだけ言って一軒家の中にはいった。


一軒家は、正直いって、ちょっとぼろい。

僕はとりあえず、部屋を見渡した。 

主賓室とその他に2部屋。 あとは、書庫があった。 書庫の内容はかなり充実してる。 

その他はダイニングとキッチンが一緒の部屋。 食糧庫とかもあった。 つまり、それだけだ。


外はというと、裏庭があって、その奥はもう森だ。 高台に位置しているらしくて、遠くに町らしい明かりがついている。


「ご主人しゃま、夕食は?」って聞かれた。 っていうか僕は朝から何も食べてない。 けど食欲はない。

「いらない。 寝るから」って言って、僕は、ある絵本を書庫から抜き取って、そのまま僕の部屋である主賓室にむかった。 

一応、掃除はされてるし、ベットメイクもされている。


「湯あみの準備は?」って、いつの間にか僕の後をついてきたミュウ。

「いい、自分で出来る」って言って、そのまま部屋から追い出した。

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