育児休暇届けだして、実家に帰ります。
「失礼するわ」
「はい、どうぞ…お、お、お王妃様!」
「こんにちは。」
「は、はい!こ、こんにちは!」
「はじめて見る顔ね?新人なの?」
「はい!先月から勤めさせていただいております!」
「そう、頑張ってね」
「はいぃ~!」
「今貴女だけなのね…テストしましょうか!私の書類を受理して欲しいのよ!」
「え、わ私がですか!テスト?えっと!先輩ぃ~」
「失礼致します、王妃様」
「あら久しぶり、相変わらず神出鬼没ね」
「ご無沙汰しております、本日はどのようなご用件でしょうか? 」
「どうしても受理して欲しい書類があるの、新しい子が入ったんだし仕事に馴れさせなくてはいけないでしょう?」
「そうですね、今回は見守ることにします。」
「じゃあ、お願いね」
「はい!!書類をは拝見します!え、育児休暇と里帰り出産の書類…。」
「えぇ、四人産んでいるとはいえ私の年だと高齢出産になる…でしょ体力の事もあるし、この子にも何かリスクがあるかも知れないし、私が産む子はこの子で最後…私も最後の子はゆっくりと落ち着ける場所で産みたいの。」
「はい!えっと…主治医の先生からの長距離移動の許可書と…貴族院の許可に…国王陛下…あ!えっと、パパ王陛下の許可のサイン…。」
「えぇ 」
「あの、王妃様…陛下のサインがなぜか波打ってます…。」
「大丈夫です王妃様が持ってくる陛下のサインは、全て波打ってガタガタのサインなのですが、ちゃんと受理されますから。」
「はい…後は育児休暇なんですが…」
「国民と同じものでいいのです。」
「せ、説明させていただきます!まず、おぉ王妃様は復職希望との事ですので休暇中の代理人の方の委任状はお持ちですか?」
「えぇ、3の姫と4の姫達が公務を請け負ってくれる事になっていますので此方に。」
「はい!、ありがとうございます!えっと…復職希望の方は休暇中ですが職務を忘れない為に3ヶ月に一度は職務についてテストがあります。そちらは職種によって異なるので、そちらは個人で職場にご確認下さい。」
「3ヶ月に一度のテスト日は、優秀なシッターを無料手配できますが、シッターが嫌な場合はご家族に預けて頂いても大丈夫です。」
「育児休暇の最長取得期間は、2年です!後、説明させていただいたものの補足として、此方の冊子をお読み下さい!」
「……。」
「えっと、あの…。」
「まぁ、合格でいいでしょう」
「王妃様、ありがとうございます!」
「ありがとうございました、王妃様。」
「えぇ、書類お願いね?」
「「畏まりました」」
「後、テストに合格した事ですし…しばらくしたら王家の事で無理をさせてしまうかも知れませんが、これからもお願いね。」
「はい?」
「では、次の公務に向かわなくては」
「はい、お疲れさまでした。」
end