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封印

作者: 清田花音

今日仕事中に

ふと君を想いだす

何気ない仕草や

何気ない会話笑顔を


どうしてなのか解らない

でもこれだけは解った

私は君を愛していたんだって


こうなりたい

こうなってほしい

そんな事どだい無理な話なのに

ふと君の事を想ってしまった


仕事に集中できなくなるから

この気持ちはしばし封印せざる負えない

制御不能なその感情

制御不能なその妄想

気持ちが漏れるのを恐れ

私は頬を平手打ち

しみいる感覚で自分の感情を制御する

そうしなければ

私の感情があふれ出すから

自分の頬を平手打ちする


今は仕事時間

家に帰るまでしばし封印


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