一人の過去がわかったとさ
「さてと優真様昨日のお約束通り陸起お坊ちゃまの昔の出来事をお話いたします。」
「いきなりだなおい。」
やっと陸起の過去がわかるのかこれで、なにか仕事の役に立てばいいけどな....
《昔々あるところに....そうですねぇ〜今から15年前の話です。一人の若い男性がいました。男性はすごく潔癖症で一日に三回もお風呂に入るほどに潔癖症でした、犬なんてもう見るのも嫌だといい、部屋に閉じこもった時もあります。そんな男性のところに一人の美人な女性が現れました。それからというもの、男性と女性は付き合うようになり、まだ若いというのに、一人の子供を授かりました。それが陸起お坊ちゃまです。男性は陸起お坊ちゃまを見るやいなや、
『こんな子は俺の子供じゃねぇ!』
といい、まだ赤ん坊の陸起お坊ちゃまを家から追い出したのです。流石にかわいそうと思い女性は陸起お坊ちゃまのお世話係として、私セバスチャンに命じました。
『私は、まだこの子の母親としては未熟な上にあの人と別れるなんてできません。セバスチャンどうか、陸起を立派に育ててくださいませんか?』
私は命に代えても育ててみますと誓いました。》
「と、まぁこんな感じでございます。」
「なぁ陸起の親父さんはなんで陸起を嫌ったんだ?」
「優真様は、まだ陸起お坊ちゃまの足を見ていないのですね....」
足?
「お、おう」
「陸起お坊ちゃまは、足にご病気があり、もう立てないのです。」
だから、ずっと座ってゲームしてたんか
「ですので、もう一人お世話係がいるのです。」
陸起お坊ちゃますみません優真様にすべてお話になったしまいました。でもこの男なら、何故か信用しても、良いと思いましたので。。。
「セバスチャンあと、三つ質問いいか?」
「はいなんでございましょう。」
「一つ目陸起ってなんさいだ?」
「13歳でございます」
「二つ目俺が勝手に何してもいいのか?」
「何してもございません。ただし陸起お坊ちゃまに何かあったら私はこの槍で優真様を葬るかもございません(*^^*)」
こぇぇぇぇぇよ!!!!
どっから出したんだよあの槍!!!!しかもあの笑顔!!!なに!?!?!!!?
「アハハハ....三つ目今まで陸起の世話をやってた奴らはどうした?」
「皆さん辞めてしまいました。陸起お坊ちゃまの性格上相性がわるい人達が沢山いまして。辞めたり、危険にさらしていましたので、私が葬ったりと....たいはん葬りましたけど(*^^*)」
「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ怖いよ!?セバスチャン怖いよ!?ここホラーでしょ!?やめて!?やめていいスカ!?てか、むしょーに帰りたくなったんですけど!?」
こんなところぃやだぁぁぁぁぁぁぁぁあ
「それでは、優真様今日から頑張りましょう。」
かえらせろぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!!!!
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