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二人の生活が始まったとさ

「お、おい陸起おぼっちゃま?さっきからずっと黙ってるけどどうしたんすか?」


「。。。」


(」゜Д゜)」オ────イ!!だれかー助けてくださーいこのやりとりが2時間以上も続いてるんですがー

「あーもう!おい!陸起!!!!呼ばれたら返事ぐらいしやがれ!」

てか、こいつ車椅子?なんだ?足でも怪我したんか?おぼっちゃまは、捻挫とかでも車椅子なんだろうな....


「....さい」


「は?」


「ぅるさい!....です」


最初に発した言葉がうるさいかよwwwまぁーいっかやっと返事したんだし

「お!やっと返事しやがったなりきー」


「だからその減らず口を黙れ....です」


「お前口調わりぃな何でもかんでも『です』を付ければいいと思うなよ?」


「は?お前は何を言ってるんだ....『です』は、敬語とかの『です』じゃなくて英語の『DES』だよ?」


「は、はははははソーナンデスカ」

何だこのガキ舐めてんじゃねぇぞ?てか、いちいち俺に死ねって言ってたってことかよ!!!


「やっと黙ったか....です」


「へっ!俺ちょっとトイレ」

あー辞めてやる!なんの仕事かわかんないけどやめてやる!さっきいた爺さんをさがしだして文句言いまくって辞めてやる

「あ、いたいた爺さん!ちょっと話があるんだけど」


「これはこれは、優真様どうなさいました?」


「どうなさいました?じゃないっすよ!なんすかあのガキ!生意気にもほどがあるじゃないですか!」


「(ΦωΦ+)ホホゥ....陸起おぼっちゃまがもう話されましたか一番早いですね....」

「あ、あと爺さんじゃなくて、シェバスチャンと呼んでください....」


「い、いや呼び方なんて....」


「何をおっしゃいますか!名前というものはですね!母マリア様から頂いた大切なものなんですよ!」


「そ〜なんすか....」

名札がついてること忘れてるのかなー『闕山』ん?なんて書いてあるんだ?

「シェバスチャンさんは、陸起の本名知ってます?」


「何をおっしゃいますか?陸起おぼっちゃまは陸起おボッちゃまです。」


「あ、陸起は、別名使ってないんすね、シェバスチャンさんは、過去名なんていうんですか?」


闕山かげやまと申しますって!過去名とか!なんですか!私は生まれた時からシェバスチャンです!」


あ、騙しやすい人だな....

「ってこんなやり取りしてる場合じゃなかった!闕....シェバスチャンさん俺この仕事辞めたいのですが....」


「ん?やめたいとな?すみませんがそれは承知できないのです....せめて1ヶ月は、働いてもらはないといけないというこのお屋敷のルールでございますゆえ」


「は?なんだよそれ?ルール?何それ美味しいの?俺はそんなん知らねーよさっさと荷物を家に送って仕事を辞めさせてもらう!」


「と、言われましても優真様のお母様が借金を作って土地ごと全て売ったって言ってまして、荷物をどこにも送ることが出来ない状態なのです」

ということは冗談でして、優真様のお母様から仕事を辞める!って言われたらこう言えって言われたのですが....


「ま、まじか....俺はこれからどうすれば....」


え?優真様信じてしまいましたね....

「ここで1ヶ月働けば借金も返せるし、このお屋敷のルールもクリアできますので宜しくお願いします」

「それと、明後日から本格的に仕事をしていただきますので、宜しくお願いします」


「わ、わかった....シェバスチャン!明日どんなことするかとか、説明宜しくお願いできますか?」


「もちろんでございます。」


よし!これから、1ヶ月ここで陸起との生活が始まるぞ!頑張るか!借金のためにも!!!!

って....なにか忘れてるような....

ま、いっか(*`∀´*)

第2話 二人の生活が始まったとさ 完


______________________

今回も読んでいただきありがとうございます!

さぁーてようやく腹をくくった優真が次回からあちゃめちゃになっちゃう!!!

誤字脱字があれば教えてください(*´∀`*)

感想を書いてくれれば感謝感激雨霰です(*^^*)

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