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俺が立候補するなんて、誰が思った?

はじめまして、ようこそ!

「俺、選挙で日本を終わらせた」は、選挙、超能力、革命、そして……ラブコメ? そんな全部盛りのストーリーです。


主人公の久我光一は、何の変哲もない高校生。……のはずが、選挙に出た瞬間に大暴れする破天荒っぷり。そして、その物語に絡むのは、どSでダウナー系な美少女・白峰霧華。この霧華、実は大きな秘密を抱えているんですが――それが何かは、読んでみてのお楽しみ。


選挙や社会風刺をテーマにしつつも、笑えるシーンや胸キュンする場面も詰め込んでいます。最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです!


では、物語の幕を開けましょう!

俺が立候補するなんて、誰が思った?


「……やめとけ。どうせ失敗するんだから」


低くて冷たい声が後ろから飛んできた。振り返ると、校舎の隅っこにあるベンチに、黒髪ロングの美少女が座っている。長い脚を組み、退屈そうにスマホを弄りながら、俺を睨むように見ていた。


「白峰霧華?」

「はあ、最悪。声かけないでくれる?」


冷たい。いや、冷たすぎる。この人の声、体感温度を5度くらい下げる効果あるんじゃないか?

彼女はクラスの中でも特に浮いた存在――というか、「近づかないほうがいい」とされている。なにしろ、美少女すぎる見た目に反して、その毒舌は人を即死させるレベルだからだ。


「いやいや、何もしないって。ただ、なんで俺の話聞いてんのか気になっただけで」

「聞きたくなくても耳に入るのよ。『俺が知事になったら』なんて言うバカ、あんたくらいだから」

「いや、そこは『よく分かってるじゃん』って褒めてくれていいと思うんだけど」

「褒める要素ゼロ」


俺がニヤニヤして返すと、霧華は溜息をつきながらスマホを置いた。そしてゆっくりと立ち上がり、俺の目の前に迫ってくる。いや、近い。顔が近い。こんな美少女が目の前に立ってるなんて普通なら心臓爆発もんだが――。


「で、本気でやるつもり?」

「もちろん。俺、栃木を変えたいんだよ」

「……あんたバカなの? 栃木なんて誰も変えられない。政府もマスコミも腐ってるのに」

「だからこそ、俺がやるんだろ?」

「へえ」


霧華は俺の言葉に興味を示したような顔をした――と思ったら、次の瞬間にはまた冷たく一蹴。


「……まあ、せいぜい頑張りなさい。どうせ、途中で全部ひっくり返るだろうけど」

翌日の放課後


「あの白峰霧華って子、なんでそんなこと知ってんだよ?」

俺は幼なじみの日向まどかに聞いてみたが、彼女も首を傾げるばかりだった。


「さあ。あの人、頭いいって噂だけど、普段はほとんど学校来ないし。変わった人っていうか、なんか秘密がありそうじゃない?」

「秘密ねえ……」


俺は霧華の「どうせ失敗する」という言葉が引っかかっていた。なんであんなに自信満々に言えるんだ?

しかも、あの態度と仕草――普通じゃない。いや、単に彼女が俺のことを嫌ってるだけなのか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この物語、どうでしたか? 超能力、革命、選挙、ラブコメ――ここまで詰め込むとさすがにカオスになりがちですが、主人公・光一と霧華、そしてまどかの関係性がうまく物語を引き締めてくれたと思っています。


特に霧華の存在感はどうでしたか?

冷たくて毒舌、そしてどSな彼女の言葉には、書いているこちらも思わず「きっつ!」と思うことがありました(笑)。彼女の秘密がまだ完全には明かされていない点も含めて、次巻でさらに深掘りしていく予定です!


「次巻ではどうなるの?」と少しでも気になってもらえたら、この物語を作った甲斐があります。

それでは、次の巻でもまたお会いしましょう!


たーち

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