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幼少期 家族紹介 近況報告

 どうやら転生したらしい


 隣にある鏡で見ても赤ちゃんだった

 しかし、顔は整っているなー


 キリッとした目 肌も白く

 この特徴は西洋系だなー


 そして今俺を抱いているのは、

 母 シェラファティ= ナール

 みんなからシェラと呼ばれている。

 母もかなりの美人だ しかし、若さがある。

 どうやらまだ21歳らしい。

 ・・・避妊を知らなかったのか


 そして、父は アデルベル= ナール

 こっちもアデルと呼ばれている。

 筋肉はかなりあり、腰にはいつも剣を付けている。

 確か、どっかの騎士団の隊長と聞いたなー

 彼もまだ23歳とのことだ

 若気の至りというやつか・・・



 ほんで、俺は アレナレク= ナール

 両親からはアレクと呼ばれている。


 昔はシェラの妹がいたらしいが・・・

 3年前に喧嘩して家を出て行ったらしい

 その時まだ10歳って言っちゃ悪いけど


 どっかで墓になってるじゃねって思ってしまう。


 外を見てみるが、スマホらしいものもなく、スーツ姿で歩く大人もいない。

 それどころか、麦畑らしいものが一面に広がっている。


 何事もなく7ヶ月が過ぎた。

 まだ足の筋肉ができてないから、歩くことは出来ない。

けどはいはいはできるようになった。


 家を探索してみるがかなり大きい家だ。

 なんせ、アデルは隊長だ。 それ相応は貰ってるらだろう。


 部屋は沢山あったが、寝室は一つだけ・・・


 俺が産まれた場所だな


 ここにはメイド、はいないが執事がいるらしい。

 見たことはないが・・・

 どうやらアデルは浮気性だったらしい。

 結婚するまでは何人かの女性と関係を持っていた。

 よく信用できると思う。

 あなたとの子どもが出来たわって、来てお金だけを要求されるかもしれないと言うのに・・・

 やはり、人は信用出来ない

 


 いや、信用してはいけない


 それはさておき、隣を部屋を見てみた

 どうやら俺の部屋の予定らしい。

 おもちゃらしきものや、ぬいぐるみが置かれている。

 


 特段面白いものはない。


 その後も何個か部屋はあったが、ほとんど使われていなかった。

 埃がかぶっていたり、中には蜘蛛の巣が作られていたところがあった。

 そんな中、物置部屋があった。

 そこにはたくさんの物があった。


 その中央には、とても厳重に閉ざされていた箱があった。

 周りに誰もいないのを確認して、忍び足で移動。

 再度、誰もいないのを確認して、箱を開けようとすると、

「坊ちゃま、何をしておられます?」

 と低く重い声で話しかけてきた人物がいた。

 アデルはこんな低くないじゃあ誰だ。


 恐る恐る振り返ると、

 白い顎髭が首元まであり、左目だけにメガネらしき物をして、タキシードでいる。 おそらく60を超えた老人が立っていた。

 何が何だかわからなかったがこうゆうときは泣けばいいとおもい泣き出した。


 その声を聞いたシェラは、


「何事!?」

 と、慌てて掛けてきた

「セバスチャン何かしたの!?」

「いえ、ただ坊ちゃまが母君様の大切な箱を開けようとしていらしたので、声を荒げてしまったようです」


 この老人はセバスチャンと言うらしい。

 前に、執事がいると聞いていたが、この人か・・・

「そうか、わかったわ」

 そう言うと、シェラは真剣な表情で俺に向かって

「いい?アレク?これは10歳になるまで開けたらいけません」

 俺は何が何だかわからないまま頷く

「これは、今後の人生にかかる物だから勝手に開けちゃダメよ」

 そんな人生に大事なものを10歳に持たせるなよ

 そういえば、シェラの妹も10歳で出て行ったって話だよなこの世界では、成人は10歳なのだろうか?

「いいわかった?」

 俺は、頷いといた

「セバスチャン」

「はい。」

「引き続き、この箱の監視をお願いします」

「かしこまりました母君様」

 この監視のためにセバスチャン置いてるの?もったいなくね?





3歳になると、父 アデルが今日から体を鍛えるぞと言ってきた


まだ、走れるだけだぞこの男は何をそんなに求めているのか?


意味もわからずとにかく、鍛えられることとなった。


ただ、きつかった。

「やりたくない」と駄々もこねた

 けど、通用しなかった

 最終的には、シェラが鍛えているところを見つけ、

 めちゃくちゃ怒られていた。

 当たり前だ3歳児にやらせる運動量ではない

 けど、体は大きくなったと、感じた

 感じただけだが・・・



 最近は外で遊ぶことが多くなった

 理由は夜まで待てないアデルがシェラに襲いかかるからだ。 正直聞き飽きた。 一番聞きたくなかった声を


 そしていつも決まって、木の下で本を読む

 同年代であろう子が遊びに誘うが、全て断っている。


 人は信用できない。 特に友達とか・・・


 でもそんな中、毎日話しかけてくる子がいた。

 シャルメロって言ってたかな?

 俺と同い年ぐらいの子だ

 なんでも、サキュバスと人との混血らしい

 サキュバスなんか、前世では敵キャラとしか出なかったが、

 この世界では、人と同等に扱うらしい

 人以外の人同じように生活するものを魔族と呼ぶらしい


 また、魔族の中でもカーストらしきものもある。

 確か、一番上が、獣族とかそのあたりだった

 サキュバスは、下から数えたほうが早い

 

 ただ、シャルメロはボーイッシュな子だった

 男と混じって、遊んでいるし、

 ただ俺がそんな子を確実に女性として見てるかと言うと、

 触ったんだ、そのー股の方を

 そんな事はさておき、

 なぜかそんな股を触った男についていくのか全く検討がつかない。


 

 

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