そうだ!京都に行こう! いち
「京都に行くわよ!」
年越しを後五日ほどに控えた今日この頃。
お母さんは家に帰ってくるなり、扉をバーンッと効果音がしそうなほどの勢いで開け放ち入ってきた。
「お、おかえり。いきなりどうしたの?」
お母さんの行動がいきなりなのは今に始まったことではないけど、いきなりどうしたのだろう?
漫画の影響かな?
「いい質問ね!恵美!私たちがゲームを作っているのは知っているわよね?それで今新作のギャルゲを作ってるわけなんだけど、どうもヒロインの娘のイメージが湧かなくてね。それで思ったのよ!そうだ!京都に行こうって!」
・・・えっ!?
今のって説明になってました?今のを聞いても「なるほど!」とはならないのは私だけでしょうか?
「まったく意味が分からないよ母さん。なんでそれで京都に行くことになるの?」
ですよね私だけじゃないですよね!!
「もう母さん説明省きすぎだよ。それじゃあ優斗たちも混乱するでしょ」
いまだに疑問符を浮かべていると母さんの後ろからお父さんが姿を見せた。
「あっ!お父さんおかえり!」
「うん。ただいま」
「それでどういうことなの?」
気を取り直してお父さんに聞いてみることにしました。
「きっかけに関してはさっき母さんが言ったとおりだよ。新作のキャラのイメージがどうも固まらなくてね。それで最近は京都を舞台にしたアニメやゲームをも多いし、関西弁のキャラも増えてきたからね。参考に京都に行ってみようにってことになったんだ」
「なるほど。それなら納得かも!確かに最近私が見たアニメ映画も京都が舞台だったよ」
元から観光地として有名だった京都は、今やアニメ舞台の聖地ともいえる場所なのです!
「そーいうこと!それで私も父さんも仕事納めしたことだし、丁度いいと思ったんだけど、、、皆は都合どうかしら?」
あからさまに忘れていましたと言わんばかりの顔で確認してくるお母さん。
まぁ冬休みに入ってネオニート状態なので予定とかはないんですけどね。
ほらそこ、憐れむような目で見ない!
冬に休むと書いて冬休みですよ?
つまりだらだらするのは正義ということです!
意義は認めません!いいですね?
「私は大丈夫だよ~」
「僕も部活は休みだから大丈夫」
「私も特に予定はないの!」
どうやら満場一致で予定がないみたい。
まぁ年末ですしね。
「よし!それじゃあ決定ね!」
「良かったよ。実は宿をすでに抑えてあるから、駄目だったらどうしようかと思ったよ」
良かった良かったと安心したように笑う父さん。
いくら何でも見切り発車過ぎると思うのですが、それは。
「今回は誰も予定なかったから問題なかったけど、次からはちゃんと事前に伝えてね」
流石に毎回こうだと困るので注意するゆうちゃん。
「ははは、、気を付けるよ」
「前向きに検討することを検討するわ」
「うん。それ絶対しないやつだよね!?」
「私は引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」
「だ、だめなの。早くこのお母さんを何とかしないと!」
ネタにはネタで帰ってくるのが日野家の日常なのです。
というわけで京都にレッツゴ~♪
投稿が遅くなって申し訳ないですm(*_ _)m
何ヶ月か全く書かない月があったのですが、また最近書き始めました。
相変わらずの不定期ですが、よろしくお願いします。
京都編は連投します。




