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勤労感謝なんです!後編

こんにちは!オムレツです!


前回の続きです!

では、どうぞ!


ようやく店内に入った私達。

店内を見渡すと、明るい照明に様々な種類のデザートに思わず目移りしてしまいます。


「おいしそう〜!!」


「こらっ、はしたないわよ!」


つい、きょろきょろと店内を見渡していると、鏡ちゃんに怒られちゃいました。


よく見ると店員さんにもクスっと笑われてしまいました。


うぅ、、いい年して恥ずかしいです・・・。


「いらっしゃいませ!2名様ですか?」


「はい」


「では、ご案内致します」


こうして、店員さんに席まで案内してもらい、説明も終了しました。


なんでも、あまりに多い食べ残し別途料金が取られてしまうそうです。

まぁ、普通に迷惑ですし、もったいないですからね。


「説明は以上ですが、なにか質問はございますか?」


「う〜ん、、私は大丈夫かな。鏡ちゃんは?」


「私も大丈夫よ」


「かしこまりました。本日のおすすめは桃と紅茶のシフォンです。では、ごゆっくりお過ごしくださいませ」


店員のお姉さんは綺麗に腰を折り曲げ、席を後にしました。


「なんだか所作の綺麗な人だったね」


「そうね〜。なんだか同じ女性として憧れるわね」


「だね〜。真似してみようかな?」


「ふふっ!恵美がやっても背伸びしてる子どもみたいになるんじゃないかしら?」


むむっ!そんなことないですよね〜?

私だって、もう17歳の立派なレディーなわけですよ。ここらで私もびしっと出来ることを披露せねばならないようですね。


「もう、鏡さんったら。私だって立派な淑女として振る舞えましてよ?」


そう言いながら首を少しだけ傾ける。

もちろん、手を頬に添えるのも忘れない。


「・・・うん。あんたの淑女像がおかしいことだけは分かったわ」


「私もやってて恥ずかしくなって来ちゃった、、、」


くっ、最近悪役令嬢ものにはまっていたことが裏目に出るなんて・・・

流石に異世界ものを参考にするのは良くなかったですね。


「ほら、バカな事やってないで取りに行きましょう?」


「そだね〜」


デザートはケーキだけに止まらず、プリン、ゼリー、アイスクリームまであったりする。最近のスイーツパラダイスはただデザート陳列するだけではなく、女子受けを狙いディスプレイにも拘っている。


「あんたそんなにとって大丈夫なの?」


綺麗に陳列されていると思わずたくさんとってしまいますよね〜。


「大丈夫だよ!一個一個はそんなに大きくないし、デザートは別腹っていうでしょ?」


「私たちデザートしか食べに来てないし、別腹も関係ないんじゃないかしら」


「あっ!確かにね!」


「これだから天然は・・・。食べられなくても手伝わないわよ」


「大丈夫だって!さっ食べよ?」


訝しげな目で見てくる押し切って食べ始める私たち。

もう、鏡ちゃんったら心配性なんですから。

たくさんとは言っても一個一個は小さいんですから、これくらいぺろっとですよ!ぺろっと!




・・・と思っていたときもありました。

あんなバカなことを思っていた自分を殴ってやりたいです。



あれから30分ほどの時間が経過し、鏡ちゃんとお話をしながら順調にケーキを食べ進めていたのですが、ケーキの数が10を越えた辺りからピタリと止まってしまいました。

今となってはそのケーキたちとにらめっこ中です。


「そんなに見つめてもケーキは減らないわよ。ねぇ、、私聞いたわよね?そんなに食べれるのって」


「・・・うん」


「あんたなんて言ったかしら?」


「大丈夫って言いました・・・はい」


「で?今のこの状況は?私の目にはまだ5、6個残っているように見えるんだけど」


まるで犯人に自供を迫る警察のような鏡ちゃん。

その瞳は悪い事した子どもを叱るお母さんのそれだった。


「わ、私にはまだ第二、第三形態があるから・・・こんな数いっs「じゃあ手伝わなくていいのね?」」


「ダメです!!お願いします!手伝ってください!私が悪かったですぅ〜」


すぐさま平謝りをしてお願いをする私。

さっきは鏡ちゃんを子ども扱いしていたのに立場逆転するの早すぎるって?

仕方ないじゃないですか!

お腹いっぱいなんですもん!

食べる前はいけるって思うじゃないですか!


清々しいくらいの開き直りだった。


「・・・はぁ。こうなるだろうと思って、少な目とっておいて良かったわ」


「食べてくれるの!」


「半分だけよ?」


「十分だよ!ありがとう!大好き!」


「こうやって甘やかすからいけないのかしら?」


鏡ちゃんは大げさに頭を抱えるポーズをする。

良いじゃないですか。甘々でも。ねー?


「大丈夫!私を甘やかしてくれた分、その分鏡ちゃんも甘えてくれて良いから」


「なにそのダメな相互関係!?」


「いいんだよ?」


「なにが!?」


「ふふっ!!」


どこか釈然としない鏡だったが、どこか艶然と笑う恵美に思わず黙り込む。


恵美は基本的に子どもっぽくて、仕草もそれ相応だ。

だが時折みせるその大人な雰囲気にいつもやられてしまうのだ。

恵美の場合それを天然でやるからタチが悪い。


「さ、さっさと食べるわよ。時間もあんまりないんだからっ!


「うん!」


この後、鏡ちゃんと夕方まで遊んで帰ると、2人がご飯を作ってお出迎えしてくれたりと、至れり尽くせりな1日でした。


たまにはこんな1日も良いもんですね!


読んで頂きありがとうございます!


2話くらいで完結させようかと思っていたら、思ったより長くなってしまいました笑


では、次話でお会いしましょう!

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