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#34「暗記のやり方②」
はたまた具体的なお話ですよ。
エビングハウスの忘却曲線に沿うこともそこそこ重要なのだが、正直そこまで重要ではない。結局一番大切なことは反復だ。繰り返し繰り返し解くことで自然に覚えていく。これは本当にあることなので、信じてほしい。漢字の練習のように何度もその言葉を書くという殴り書きもおすすめだが、入試まで時間がない場合は解くのを繰り返したほうが効率的だ。反復はめんどくさいし、飽きるので、勇樹は重要だと分かっていたとしてもできなかった。そこで、反復したくなるシステムを彼は作り出した。1回間違えたら○、2回間違えたら△、3回間違えたら×をつけることで
メリハリがついてやりやすくなった。
最初は頭から最後まで繰り返すのだが、何度も繰り返していくと、印の付いているところだけやるようにして負担を減らしていた。




