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#18「小論文/オアシス」
お恥ずかしいことに、中田勇樹の心のどこかに1浪すれば早慶はなんとかなるんじゃないかという甘々な考えがあった。その勢いで慶応大学の試験に必要な小論文を取っていた。そのできは酷く、まともに勉強もしていなかったため、後期は受けていないのだが。というよりこの授業は別料金なのであらかじめお金を払っていないと受けられないのだ。1学期のみ払い、2学期は払わなかったということだ。授業中にギターが出てきたりと面白い授業ではあった。1学期しか受けていないことも関係あるとは思うが、他の授業と違い切羽詰まった感じがしなかったので勇気の中ではオアシス的な存在であった。




