表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢現世界 〜ユメウツセカイ〜  作者: 小さな物語り
学校へ行こう!
1/10

夢現世界での日常

「はぁ、はぁ、はぁ」

「美月ー。あと一周だよー!」


お昼下がり、まばらに雲があるそんな日、茶色のポニーテールを揺らしながら走る私は庭の手入れをしている背が低く、黒のショートカットの子の声を聴き、ラストスパートをかける。



「はぁ、はぁ、はぁー。 楓ちゃん、カウントありがとね!」

汗びっしょりかいて呼吸がまだ整っていない私が楓に向かって伝える。

「美月もおつかれさま。これで今日のノルマは終わったのかな?」

庭の方に美月が行くとそこにはタオルと冷たいお茶を持って待っている楓がいた。

「わぁ、ありがとう! そうだね、今日のノルマはこれで終わりかな。 やっぱり家の周りを走るのが1番良いよね。」



そう、ここは私、儚咲 美月(はかなさき みつき)と私の親友でありパートナーでもある、姫風 楓(ひめかぜ かえで)の2人の家なのだ。

数多くある家からこの家を選んだのには意味がある。周りには四方10m間には何も無く、土がデコボコしているところがあったが、そこは二人で協力してトンボをかけて綺麗なさら地にして少し小さな運動場のようにしてあるのだ。

元々運動をするのが大好きだった美月と楓はこの物件を見るなりすぐに決定してしまった。


「それじゃ次カウントうちが変わるから楓ちゃん走っても大丈夫だよ!」



楓が走る準備をしている間に美月は結んでいる髪留めを取り、その髪留めに向かって

「ミント、今日のステータスの更新をお願い。」

と言うと、髪留めが瞬く間に半透明なディスプレイになり、

「はい、美月さん。少し待っててくださいね。」



みるみるうちに数字が出てきて今日の更新分のステータスが打ち出されていた。

と大喜びしてはしゃいでいると思わず髪留めのミントを離してしまっていた。


少し遠くに投げてしまったミントの側に行くと、

「美月さん、はしゃぎ過ぎで私を投げないでください。」

「ごめん、ごめん。今度からは気をつけるから…ね?」




ステータスという言葉で気がつく人も多いと思うが、そう、ここは現実の世界では無いのである。

現実の世界では無いが、現実の世界にも影響を大きく与えるような曖昧な世界である。


楓が走り出してカウントしていると同時にこれまでの事を振り返ってみる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ