What is love?
気持ち良さそうに寝てる。
無理もない…
徹夜をしたんだから…
でも、数分で起きた。
「寝てな」
「ごめん ずっと運転でそっちの方が疲れてるのに…」
「全然大丈夫!こんなのしょっ中だから」
「大丈夫 ちょっと寝たらスッキリした」
ちょっとって…まだ10分も経ってないぞ…
「運転代わろうか?」
「まだ死にたくない」
「ひど〜い」
「女性に運転させて、俺が助手席で寝ろと?」
「出た〜!女性!絶対 女 って言わないよね」
と笑ってる。
「なんか嫌じゃん 女 って響き…」
「昔から それ 言ってたね」
「なんかさ 俺の女 とかって言う奴いると 女性を見下してるっていうか…俺は嫌いだな」
「わかってるよ 昔 それで喧嘩してたもんね」
「若気の至りです…」
「女子はみんな あんたの言った事に喜んでたんだよ」
初耳だ。
「それで 私も嬉しかったんだから」
俺は変なところにこだわりがあった。
男は
俺の女
女性は
私の彼
この 俺の女 発言が嫌いだった。
「なんか食うか?」
現在 9:00ちょっと前 こいつの家までは1時間もかからない。
「うん お腹空いた」
「たださ この時間にやってるとこあるかなぁ」
「もう ちょっと行くと24時間やってる定食屋さんあるよ」
俺達は そこ に寄った。
「パンないけど…いい?」
「大丈夫」
俺の主食?はパン
ご飯よりパン派なのだ。
そんな事まで覚えてる。
「久しぶりに ご飯食べてるとこ見た」って笑ってる…
「I am Japanese」
ケタケタ笑ってる。
「英語苦手だったよね〜」
「だから俺は I am Japanese」
今度はスルー…
「英語さえ40点いけばね〜」
「ん?半分は取ってたぞ!」
「いや…民報新聞の模擬テスト」
「あぁ あれが俺の実力…しょうがないよ」
地元新聞の模擬テストで 県内の中学生全員の順番がわかるのがあった。
5教科250点満点
「でも惜しかったよなぁ」
まだ 言ってる。
「いつもの期末とかは俺より良かったじゃん」
「あれは あんたが手抜いたからでしょ?」
俺…頑張ったんだけど…そう思ってるならそういう事にしようと思った。
「もう いらん」
「もう? そんなに残して…お百姓さんに悪いよ」
「オバンくさい事言うなよ…」
殺意を感じた…目がいってる…
「ごめん…綺麗なお姉さん」
「わかればよろしい」
怖かった…
腹ごしらえも終わり
家まで最後のドライブ
「今日は本当にわがままに付き合ってもらってありがとね」
「こちらこそ こんな遅くまで付き合わせちゃって」
「遅い?まだ朝だよ」
「屁理屈も覚えたか?」
楽しい会話が続く。
「車止めて!」
急にどうした?
車を路肩に止めると
ワァーーっと泣きながら俺に覆い被さって来た。
気持ちをコントロール出来なくなってたに違いない
少し前から気がついて居た。
「ゴメンな…」
「謝らないで…」
「ただ…しばらくこのままで…ゴメンね最後まで我慢しようと思ったのに…」
「いいよ このままいるから」
それしか言えない…
「私ね ずっとずっと好きだった」
「うん」
「ずっとずっと大好きだった」
「うん」
「うちの旦那に悪いけど…結婚してからも」
「…」
「ずっとずっと…愛してたんだから…」
涙が溢れた…
生涯一度と決めた言葉を俺に言った…
「俺は…」
「あんたは言わないで!あんたはその言葉を私に言うべきじゃない…この先 必ず言う人が現れるはずだから…ううん もう居るんでしょ?…だから その人に…」
「今まで あの彼女にすら言わなかった言葉なんだから大事にして」
そう言って 唇にキスをされた…
それからひと月後 初恋の人はあの彼女のところへ逝った…




