Close friend
俺は泣いた…
俺はただ…強がって、粋がって今まで生きてきただけ
手紙に書いてあった 仲間 は、多分…俺には居ない…
俺は、気を許せる友達がいない
何故なら、俺が、心を開かないから…
自分の考えが正しいと押し付けて 今日みたいな事をしてしまう
俺は泣いた…
手をおもいっきり握り
血が滴るほど握り
いつの間にか俺は寝ていた…
ここ数日寝てなかった…
周りが真っ赤に染まっていた
数日前に切開したところが開いたみたいだった…
もう そんな事はどうでもよく思えた
このまま居れば俺も逝けるかなぁ?
そんな事を考えて…
ダメだ!
生きたくても生きれない人がいるのに
俺が変わらなくては…
次の日
俺は、通夜に参列した。
結構な数の通夜 告別式に出て来たが
こんなに多い参列者は見た事がなかった。
みんなに愛されてた証拠だ。
そっちこっちからすすり泣く声が聞こえた
あいつの子供は その事 をまだわからないのか 大勢の人が来てるって事で はしゃいでる。
それでいい
御焼香の時 棺を覗くと安心したような顔に見えた
昨日の手紙のせいかもしれない。
その日は俺は泣かなかった。
あの 約束 とは違う何かが俺を泣かせなかった。
「今日 も 帰るの?」
旦那が来た。
「明日 早く来るよ」
「そんな手であまり運転しないほうが…」
「全然 大丈夫」
「昨日はなんかごめんな」
俺は、説明下手な その人 に謝った。
「出来れば 火葬の前に…」
「火葬は何時?」
「10時に」
所変わればだった…
俺の地元は告別式が終わってから 火葬して 納骨だから…
頭の中で逆算しながら
「わかった、間に合うように来るから」
「ただ…無理だけはしないで」
「大丈夫!」
俺は、今日もホテルに泊まる 仲間 に
「今日は、通夜だからなるべく遅くまで居てやってくれないか?」
と お願い した。
「大丈夫だ 俺達が交代で線香きらさねぇから 旦那にも休んでもらうから 明日倒れられたら大変だしな だから 心配すんな」
「それより…そんなんで行った来た大変だろ」
「いや…大丈夫だ」
「悪いけど 頼むな」
「任せておけ」
こいつらも変わった
俺も変わらなければ




