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5─2 結末

 アルスの〈極共鳴ギガレゾナンス〉に耐え、”頑強ハーギン“に覆われた姿で完全に再生したナガルの核。その堅さはもはや今までの比ではない。


 完全再生と同時に一際強い反発を受け、アルスは後ろに体勢を崩した。右足が浮き、左足だけで地面に接する。放っておけば尻餅を着くように倒れるだろう。やけにゆっくりとした時間感覚の中、アルスは漠然と思った。だが、動く気にはならなかった。


 全ては無駄になったのだ。レインの力も、ガトーレンの献身も、自分の努力も、〈アポロン〉の意思も。積み上げて積み上げて、やっと手の届く位置に来た機会を無駄にした。そんな思いが頭をよぎる。

 所詮は無駄なのか。自分は覚醒してなお出来損ないなのか。叶えたいこと一つ達成出来ない無能なのか。そんな疑問が頭をよぎる。

 その、最後に。


 神は、人間は――悪魔には勝てないのか。


 そんな疑問が、頭を――。


「そんなことは何ら関係ありません、アルス様」


「―――」


 聞こえた声に、アルスは胸をつかれた。


「神など、人間など、悪魔など、全ては幻想。大事なのは『アルス』であって、種族は外見に過ぎません。ただ貴方は貴方だと、自分はここにいるのだと叫べばよいのです」


 時間が流れると意識出来るほどに緩やかな感覚。自らが倒れるのが遅いことを認識しながらナガルを見れば、体の鎖はいつしか解けていた。壊れたのではない。ガトーレンが自ら砕いたのだ。


「神王とかそんな肩書きだって不要だ。自分の理想を思い浮かべるのは大事だけど、それに縛られたら意味がない。願望は鎖になるし、目標は重圧になる。いつの間にか自分じゃなく他人しか考えないようになる。もっとも、それもお前のいい所だけどな」


 同時に聞こえたのは頼れる友人の声。背後で見守ってくれた、そしてアルスを導いてくれた者の声。


「私たちは貴方のためにここにいる。ですが、それを気遣う必要はありません。貴方は貴方なのです。自分が何をしたいのか、それだけを考えればよいのです」

「お前は周りを気にしすぎだ。そんなことより、肩の力を抜いて考えてみろ。その時浮かんだことだけやってればいい。そのためなら――」


 ナガルの足下の陣がもう一度光る。アルスの背後で、剣を構える音がする。


「――そのためなら、私は貴方に全てを捧げましょう。陣よ転ぜよオルタナティブ。〈聖なる滅魔魂ホーリードミネイト〉」


 魔鎖を展開していた陣が一瞬でその形を組み直す。阻害魔法から、より魔素量を高めた攻撃魔法へと。複雑に浮かび上がる陣が魔素を収束させ、ナガルの頭上に巨大な純白の球が完成した。

 魔を祓う聖なるそれが打ち出される。威力は十分、しかしそのままナガルに命中しても堅い外殻に阻まれるだろう。

 だがもちろん、ガトーレンがそんな失敗を犯すはずがなく。


 ――聖なる光球が向かうのはアルスの背後。


「図々しく偉そうに『俺を支えろ』って命令してもいいんだからな、次期神王! 神能――“虚無エンプティ”!」


 そう、そこにいるのはレイン。

 振り向いたアルスの視界に、半身になって重心を下げ、思いきり剣を引き絞るレインの姿が映る。漆黒の神器は瘴気と見紛うほどに暗い闇に包まれていた。

 ナガルとの距離は大股でも十歩、決して剣の射程内ではない位置から何をする気なのかはアルスにも分からなかった。ただそれでも、きっと上手くいくと確信する。何かをしでかしてくれると信じられる。レインの笑みがそう証明している。

 

 だから、アルスは剣を握りしめた。


 ――僕は。僕がすべきこと……いや、したいことは。しなきゃいけないことじゃなく、心から望むことは――。


 二人の助力を糧にして、けれど自らの勝手エゴを通す。得られる力は全て使って、その上で利己的に動く。唯一欠けていた「貪欲さ」が、アルスを構成する一部分としてかちりと嵌まる。


 アルスは笑った。


「――ありがとう、レイン君、ガトーレン。初めての命令だけど……『僕を支えて』!」


 叫ぶと同時、アルスは浮いていた右足を力強く地に押し付けた。後ろに傾いていた重心を制御し、レインと同じように剣を引き絞る動作へと変換する。一切乱れのない完璧な重心移動で、最大限の力が〈アポロン〉の剣先に収束する。


「私のアルス様への意思はレイン様に託しました。願わくば、貴方の糧にならんことを」


 ガトーレンの最後の思いが〈聖なる滅魔魂〉を膨張させ。

 最後にもう一度振り向いたアルスの先で、光球は遂にレインに激突し――消え失せた。


「当たり前だ。俺は――そのためにここに来た!」


 光球を貫くように中から現れたのはレイン。力を込めた足のたったの一蹴りで超加速し、瞬く間にアルスの横に並んだ。ナガルの直前で左足を着き、刹那の間、まさしく時間が止まったかのように制止する。“翔躍”の加速によるエネルギーが、その一瞬で剣先の一点に集中する。


 普段なら意識すら出来ない刹那。だがアルスは確かにそれを認識した。全く同じ体勢で並ぶわずかな時間に、お互いの剣は内包した威力をさらに増す。


 流麗な細剣は極大の振動を。漆黒の長剣は特大のエネルギーを。

 

「ア……ああア…………!」


 二人から何かを察したのかナガルが呻く。体を縛る鎖は消えたが、もはや逃げる暇は与えられない。何より、二人の強烈な覇気に圧倒され、体が動かないのだ。

 ナガルを以てして一歩たりとも動けない。悪魔となり理性を失ってなお感じる――恐怖。


 最後の力を振り絞った〈アポロン〉の振動が。”虚無“によって〈聖なる滅魔魂〉を消去し、白く煌めく〈タナトス〉が。そしてそれらを持つ二人が。ナガルとは異なる意味で人を超えた存在に、ナガルは呑まれた。


「ナガル、お前は道を違えた。だから僕が、僕たちが引き戻す」


 力を凝縮させながら、アルスは人でなくなってしまったナガルに言葉を放つ。


「優れた王子だったあの頃に。国の未来を正しく見据えていたあの頃に。自分を素直に認めていたあの頃に。ラムル兄さんを慕い、僕を優しく見てくれた、王子としてのナガル兄さんに――」


 ナガルにはこの言葉は伝わらない。理性を失った悪魔であるナガルは本能的な感情しか理解し得ないだろう。そんなことはアルスにも分かっていた。

 ただそれでも言わずにはいられなかった。口にしたのはアルスが今願う未来。取り返しのつかないことはあるけれど、もう完全には取り戻せないけれど、それでももう一度戻りたい。何も考える必要なく、ただ毎日真っ直ぐ進んでいたあの頃に。そのために――。


「――僕が今出来ることを。僕の全力で倒すまで」


 〈アポロン〉が震えた。それは”鳴奏“のせいではなく、〈アポロン〉の意思の顕れ。奏でる音楽は最終章に達している。


 そして、レインも。


「神王に命令されたら断れないのはそうだけど……純粋に、悪魔になった人間を見てるのは気分が悪い。絶対に戻してやるから待ってろ、第二王子」


 ”漆黒の勇者“としての本性をあらわにして剣を握り締める。既に〈タナトス〉は限界まで力を高めていた。極限まで凝縮したエネルギーがギイイインと低い不協和音をわめき散らす。


 究極に高められ、収束した二人の一撃が遂に放たれる。


「奏でろ〈アポロン〉――〈極共鳴の旋律シンフォニア・ド・レゾナンス〉!」

「滅せ〈タナトス〉――〈滅消の一撃ラストワン〉」


 二振りの剣の突き。向かうのはただ一点――ナガルの核。


 〈タナトス〉の不協和音を〈アポロン〉の旋律が包む。重なりあった音色たちは、最後に一つへ融合する。


「「共撃――〈幻想闇響曲撃ファンタズマルエルゾーン〉!」」


 一切のずれなく、二つの突きはナガルの核に激突した。


 一人では破れなくとも、二人――いや、三人なら。全ての力がただ一点に集中し、まさしく人智を超越して内包された威力が全解放され。


「ガ……アア……アアアアアアア!!」


 バキン、と。再生ではなく破壊を意味する音が響き。


「「ああああああああッ!」」


 二人の一撃がナガルの巨体を軽々と吹き飛ばして。


「……ガ…………ガ、あ」


 空中で、パシャンと硝子のように核は完全に消滅した。


 ナガルは人間の姿に戻り、床に倒れた。


  ***


「――アルス! まだ終わってないぞ!」


 ナガルの核を破壊した二人。しかし、余韻に浸っている時間はない。むしろここからが重要だ。


 吹き飛んだナガル。横たわり辛うじて呼吸する姿は、先ほどまでの猛々しさが見る影もないほどに弱々しい。悪魔化して力を使い果たしたせいか肉体の消耗が激しいのだ。

 戦闘での傷が原因だろう、左腕は肘から下がなくなっている。傷口自体は塞がっていたが、その他にも深い傷痕が所々に刻まれていた。出血こそなくても、時間が残されていないのは明白だった。


「アルス、魔素を出来るだけ濃縮してナガルの近くに供給し続けてくれ。今なら直接魔素の操作も出来るはずだ」


 ナガルの横に駆けつけたレインは横に並んだアルスに指示する。アルスが頷くと、レインも頷き返してからナガルの胸に手を当てる。


「これだけ魔素があれば出来るはず……。義姉さんの術式、使わせてもらうぞ……!」


 そしてレインは集中を始める。


 どういう仕組みかは分からないが、この大広間ホールは恐らくどこかから魔素が供給され続けている。戦闘であれだけ魔素を消費したというのに、一切魔素の減少が感じられないのがその証拠だ。普通ならば有り得ないことだが、ここが誰が造ったのかも分からない場所である以上、そう考えるしかない。

 いずれにしろ、重要なのは膨大な魔素が存在しているという事実。ほぼ尽きることのない魔素量があるからこそ、ナガルが生きられる可能性がわずかにでも残されているのだから。


「〈人体錬成アルケミッククリーチャー〉……!」


 レインが詠唱を始めると、ナガルの胸に当てたその手に神々しい光が宿る。


 それは魔素による人体の構築。


 悪魔は変質化した魔素で体を形作る。逆に言えば、十分な魔素があれば、ある程度の生体組織を再現出来るということ。

 レインが行使しているのは悪魔のそれを模倣した人体構築の術式だ。何しろ今のナガルには心臓がない。放っておけば一分と経たずに蘇生不可能になってしまうだろう。そのため、心臓のみではあるが魔素を使って代用し、一時的な延命措置を取る。王都まで戻ることが出来れば現神王が何とかするだろう。


 傷が塞がっていたのは幸いだった。アルスもやることは分かっているようで、集めてきた魔素を使って血液を循環させ、組織の壊死を防ぐ。それに並行してレインも心臓を膨大な魔素で構築する。どちらも継続してかなりの魔素を消費しているはずだが、やはり魔素が枯れる気配はない。ある意味ここが決戦の場になったのは運が良かったということだ。


「私にも……何か出来ることはあるでしょうか……?」


 詠唱を続けるレインに声をかけてきたのは、ほぼ満身創痍のガトーレンだった。レインは一度考えてから、


「先に地上へ出て見張りを頼みます。万が一ですが、予備戦力の襲撃があるかもしれません。それに備えて、体の傷もゆっくりでいいので癒しておいてください。あと可能であれば、王都へ戻るための足の準備も」


 と、指示を出した。ガトーレンは「了解しました」と言ってから足を引きずりつつ大広間の入り口へ歩いていった。


 ――実を言えば、レインの言葉はほとんどが方便だ。ガトーレンにはああ言ったが、実際に敵襲にあうことはまずないだろう。それを防ぐためにレインは辺りに結界を張ったのだし、もし結界が破壊出来るほどの何者かが来たとすれば、みすみすナガルが治療されるのを見過ごすはずがない。とうにここに現れてナガルが復活する……或いは絶命するまで時間を稼ごうとするはずだ。

 そんな嘘を吐いてでも、レインはガトーレンに休んでもらいたかったのだ。


 ガトーレンはまさに死力を尽くして戦った。神器を持たずに悪魔と戦うなど、本来なら正気の沙汰ではない。これ以上何かを望むのはあまりにも酷だろう。


「……よし、とりあえず難所は越えた。アルス、そっちは大丈夫か?」


 術式の山場を越えたため、詠唱をひとまず中止してレインはアルスを窺う。

 アルスはレインに比べると幾分か余裕がありそうな表情で頷いた。


「今のところは問題ないよ。魔素も兄さんの体も」


 その言葉通り、ナガルの顔も先程までよりずっと気色がいい。アルスの操作が上手くいっているのだ。今はまだ目は閉じられたままだが、もうじき目を覚ますだろう。


 万事良好であることにレインが安堵の息をついていると、アルスは少し心配そうな様子でレインに尋ねた。


「レイン君。心臓を魔素で作るっていうことは分かったんだけど……その……大丈夫?」

「?」


 要領を得ない問いにレインは首を傾げた。大丈夫、とは術式が成功するかという質問だろうか、と思っていると、アルスはレインの様子を察して質問を具体的にした。


「一度、悪魔になってしまったナガル兄さんが……意識を取り戻しても……大丈夫なの? 思考が悪魔のままだったり……」


 その言葉でやっとレインは質問の意味を理解する。つまりアルスは、ナガルが悪魔のままで復活しないかどうかを案じているのだろう。


「大丈夫だ、問題ない。ナガルが悪魔化してたのはあくまで核が体を魔素で再構築してたからだ。性格が凶暴になってたのも、核の影響が脳にまで及んでたからだろ。元凶だった核を取り除けば、悪魔化する前の純粋な人間に戻れるはず」


 手元では術式をさらに組み立てつつ、レインはそう答えた。


 実際、ナガルが先程まで人間としての理性を保てていたのは奇跡としか言いようがない。もしも以前に核の侵食を脳が許してしまっていれば、その瞬間に体は全て魔素で覆われ、純粋な人間の体に戻ることは出来なかっただろう。強靭な意思があったからこそ、寸前で踏みとどまっていられたのだ。

 しかしそれは逆に言えば、それほどの意思の持ち主を悪魔にさせることが出来た者がいたということ。


「……お前には話しておいた方がいいか。単刀直入に言うぞ。ナガルは――悪魔にされたんだ」

「…………!」


 アルスは息を呑んだ。


「それって……ここに来る前に会った、賊の男たちも……?」

「ああ。詳しいことは分からないけど、俺がずっと昔から知ってる奴が関わってる。……しばらく鳴りを潜めてたはずだけどな。俺がお前に付いてきたのも、そのことを知ったからだ」

「…………」


 アルスはしばらく沈黙していたが、やがておずおずと尋ねた。


「……人を悪魔にするような人と、レイン君はどうやって関わったの?」


 その問いに、今度はレインが沈黙した。


 どう答えるべきかが分からない。例えどんな説明をしても、恐らくアルスは納得しない……いや、出来ないだろう。レインが背負ってきたものは、そう易々と解けるものではない。

 だからこそ、ただ一人でここまでやってきたのに。


「…………」


 それでも――嘘を吐くことだけは間違いだと思った。誠意を尽くしてきたアルスを欺けば、きっと何よりも赦しがたい罪を負うことになる。レイン自身が嫌う「裏切り」を体現してしまう。


 全ては明かせなくても、嘘だけは決して言わないと心に誓ってレインは言った。


「……仲間だった。昔は、正しいと思うことを一緒に成し遂げようとした同士だったんだ。でも違った。全部間違いだった。本当に後になってから俺はそう気付いて、それを正そうとここまでやってきた」


 レインが語るのは忌々しい過去。何も知らずに全てを間違えていた、思い出したくもない記憶。


 あの時のことを忘れてはいけない。例えどんなに辛くても、どんなに逃げ出したくなっても手離すことは許されない。今ある記憶を失ったとしても、それだけは。

 きっとそれが、罪の代償であり購いなのだ。原初の罪――レインが犯した大罪の。


「……悪い、今の俺にはこれしか言えない。でも信じてくれ。俺は皆の……人類のために戦うんだ」


 最後に、レインはそれだけを言った。


「……そっか」


 アルスはレインの話を聞いて、短く呟いた。


 思わずレインは視線をアルスに向ける。そしてアルスの金の瞳も、一切揺れることなくレインに向けられた。


 アルスは優しく微笑んで。


「分かったよ。僕はレイン君を信じる。何があったのかは全然分かんないけど、きっと君は正しいと思う」

「アルス…………」


 素直な笑顔は、同時にレインの心をちくりと刺した。全てを明かせない自分が恨めしい。アルスを信じているのなら、一切を語るべきなのに。恐れることなどないはずなのに。


 そんなことを思うレインに、アルスは言った。


「言えないことは無理に言わなくていいって、レイン君は僕に言ってくれたよ? だから僕も同じことを君に伝えたい。言いたくなかったら言わなくたって構わないんだ。ただ……今は駄目でも、いつかは僕にも教えてほしいな。君に何があったのかを」

「…………っ」


 ――ああ、そうか。支えられるのって、こんなにも……。


 こんなにも心地よいのだ、と。色々な人に受け入れられ、認められ、助けられるのは心地よいことなのだとレインは気付いた。


「……ああ。約束する、いつか絶対にお前にも話すよ」


 来たるべき時が来たのなら。きっとそう遠くない未来に訪れるであろうその時には、包み隠さず一切を語ろうとレインは誓う。アルスだけでなく、関わった全ての人に真実を伝える義務がレインにはある。


 そのためにも、今は――。


「……よし! とりあえず、ナガルを一刻でも早く助けるぞ!」


 レインがそう言うと、アルスは大きく頷いた。


「拍動は大分安定してるよ。この分なら、脳にも十分な血液が届いてるはず。そろそろ意識が戻ってもおかしくは――」


 と、アルスが、そしてレインがナガルを見た――その時。


「ん……あ…………」


「…………!」


 二人が見る中で。


 ナガルが――ゆっくりと目を開けた。 

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