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イマゴロセツナ 詩集

感染症状タイプ0

作者: keisei1

 

 陰口叩かれて 汚名を着せられて 負の烙印 押されながら


 それでも明るく振る舞う タイプ0



 「あいつが憎い」 「あいつが嫌い」 なんてことは 絶対口にしないけれど


 マナーを期待しちゃダメだ タイプ0の慟哭



 彼女 機嫌悪かったんだ たまたま地雷を踏んだんだ


 そうと思えど 煮えたぎる 感染しちゃった 呪詛の呪縛



 あの子がどう思えど 僕はそれなりに クローンにあら


 純血 潔白 全開の 叫喚する タイプ0



 苦しい胸の内は 押し殺して 前に進む


 誤解と中傷は 放っておけと 叫ぶ仲間達



 機械人形と化したテンプレ達は 時に他者に牙を剥き

 

 上手目線から僕らを見下ろすのであります


 だがしかし このニュートラルで生身の感情は


 誰にも汚すことは出来ないのであります



 人を傷つけることは 本意じゃないし 傷つけたくもないけれど


 大切なものを守るためには 時に闘います そう



 感染した症状は タイプ0


 伝染するぜ この痛みは


 感染した病名は タイプ0


 自分の魂 守りたければ



 それは一つの一理あり



 君は強がり 強いと思い


 人を時にけなすけれど


 それは自分に跳ね返るよ


 そんな事実を知ってる 僕らはタイプ0



 周るこの世界で 自分 維持するのは 大変だから



 「亡霊」という病気 患いがち



 広まっていく症状 タイプ0


 止められない症状 タイプ0


 誰か癒せるものならば 


 誰か治せるものならば



 「地球」というドクター連れてきて



 叫喚 共感 凶漢 タイプ0



 ビープ音





 

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