【設定3】 教皇選挙の登場人物
大変遅くなって申し訳ございません。
設定の説明は一部を除いてお偉いさんの順からとなっています。
サンタリア・エクレシア大聖堂
●死神
ラルクラス・ベルギテル・デス
性別 男
年齢 29
出身国 サンタリア
称号 死神
現代における死神の頂点にして初代死神の魂を引き継ぐ者。また死神である証として死神の鎌を持つ。
性格は大胆と言われているが非常に繊細である為に常に周りを気にかけているがいざという時の思いきりは相当のもの。しかし時折周りに振り回させれて頭を抱えることもある。
初代死神の魂を引き継いでいるために悪魔に狙われているがそれを逆手にして囮として引き付けては七人の死神に刈らせたりと自身は戦闘に殆ど参加しなかったが、黒竜が襲ってきた際はモルテを除いた七人の死神が苦戦していた固さをものとせずに一振りで四頭分に裂くという一線をなしている。
●七人の死神
モルテ・アストロ・ケセド
性別 女
年齢 不明(外見20代)
出身国 シュミラン(滞在中)
職業 葬儀屋店主
称号 慈悲
異名 悪魔殺し
七人の死神の1人で8年前の継承の儀にも呼ばれている。
主に刈ることを得意としている為に率先して悪魔を刈りに動く。また悪魔を刈り取る姿勢から待ち伏せを頼まれたり大量に押し寄せてきた悪魔を殲滅する役割を担っていた。
実力は相当なものでファビオの感知領域を領域で無理矢理壊したりエクレシア大聖堂に潜んでいた悪魔を見つけただけでなく魔王サルガタナスを1人で討伐したほど。
その背景には悪魔に対して何らかの恨みを持っているが詳細は不明。
右目が青色をしたオッドアイであることが判明。右目を眼帯で覆って常に力を抑えながら常に何かを隠しつつ「モルテ」という人物であり続けるような努力をしている。
異名の由来は悪魔を無慈悲に刈り取っていく様から。
サイフ・ノイマン・アルフレッド
性別 男
年齢 28
出身国 エクエス
職業 王宮騎士
称号 剣
異名 騎士王
七人の死神の1人で8年前の継承の儀にも呼ばれている。
名前がアルフレッドなのだがこのまま読むとノイマンと呼ばれることを気にしている。
8年前は非常に気難しい性格の青年であったが騒動を切っ掛けに丸くなり、今回の召集では落ち着きを持って参加。ハロルドからは当初の出来事でライバル視されていたが僅かなりにも影響を及ぼすこととなり後に解消。しかしアルフレッド自身も影響を受けることとなる。
モルテやハロルド程ではないが前に立って悪魔を刈り取る側につくこがあるが、相手を引き付けることを得意としている為に壁役を担うことがある。
異名の由来は8年前に非常に律儀であり戦いの際の姿勢がまるで民を守る騎士の様であったからつけられた。
今回は色々と壊したから為に異名が変わるのではと思われていたが、死神が気にしていないことでそのままになった。
アイオラ・ユエルソン・ゲンマ
性別 女
年齢 25
出身国 アマーベル
職業 経営者
称号 真珠
異名 時見の聖母
七人の死神の1人。
アルフレッドと初対面時に声で歳上と思われていたが実は年下。
いつも敬語で話しおっとりした性格であるがおかしな点については確かめる為に発言したりとその時々で的を突く。
料理が得意で厨房へ訪れたのを切っ掛けにあれこれと料理を作っている内にいつの間にか食事を常に作っていることとなってしまった。
過去と未来を見る魔眼持ちであるが長い時間を見られないこととあまりいい思い出がない為に普段の使用は極力控えているが戦いでは常に的をその力を抑えて発揮させる。
異名の由来は常に母性を感じていることと魔眼を組み合わせたもの。聖母があまりにも恥ずかしいと変更を望んでいるが他にいいものがないことと七人の死神からも女性らしいからと押し付けられる形となった。
経営者とされているが具体的にどういったものかは詳しく教えていない。
オティエノ・ハリス・イザール
性別 男
年齢 22
出身国 ズィンゴ
職業 探偵見習い
称号 腰紐
異名 見通す推理者
七人の死神の1人。
率先して核心に近づく為の発言や対応を口にして自分から進んで動き出す。また、情報収集や分析力に長けている為に今回の頭脳役を担うだけでなく、ラルクラスと共にいることが多かったことで相談役も担い、悪魔の侵入時には最低限疲労しない策を常にその考えては動かしたりと参謀と縁の下の力持ちの如く裏側で常に支えていた。
魔眼持ちで遠くのものを見ることが出来るが見るものは一度見たものか似たような気配を持っていないと見ることが出来ない。また、探すことなら領域でも出来ることだがファビオに劣っている。
戦闘では領域を使い悪魔を寄せ付けない戦い方をし、使い方は主に刈る強固にしたもので圧縮したり攻撃を防ぐものである。
異名の由来は常にその時に起こったものから読み取り先読みするからと付けられた。
ハロルド・ルイス・アルギエバ
性別 男
年齢 20
出身国 イストリア
職業 学生
称号 たてがみ
異名 戦友
七人の死神の1人。
本来はラウラが呼ばれていたのだが外せない学会の発表があった為にラウラの推薦で七人の死神となったことを後ろめたく感じていた。
当初は周りに負けない為にと気を張りアルフレッドとのやり取りで敵意を示していたが、行動を共にしていく内に今の自分が馬鹿馬鹿しくなり吹っ切れて多少丸くなった。以降は他の七人の死神とも距離を狭め行動を共にするようになった。
毒舌でことあるごとに突っ込んだりするが、的を突いた突っ込みであっても徐々に動じなくなりつつある七人の死神には不発に終わることが多くなった。
モルテに次ぐ切れ味で一撃必殺の様に悪魔を刈り取るが発展途上。先輩死神からは成長を期待されている。
異名の由来はとある物語にある主人公と敵が戦う内にお互いを知りいつしか友となっていた。それをアルフレッドとハロルドに重ねたことでラルクラスが騎士王の友の意を込めて戦友と決めた。
ヤード・イアスト・ハダル
性別 男
年齢 42
出身国 スアウィード
職業 法医学者
称号 大地
異名 彷徨う救済者
七人の死神の1人。
今回呼ばれた七人の死神の中では年長であることもあって他とは一歩下がって様子を伺うも踏み込むところは踏み込む。
数々の職を転々としているがそのお陰で専門知識に深くヴァビルカ教皇の偽の遺体の検死をモルテと共に行ない死因の方向性を立てたり、深手を負ったディオスの応急処置をしたりと要所における役割を担った。
戦い方もその経験からか他の死神とは違い力そのものを敵に埋め込み中から切り裂くというもの。しかし長い距離と時間を保てないことと強度が低い為に使い勝手はよくないが威力は抜群。戦いの状況次第では使ったり使わなかったりとその時々で戦い方を変えている。
異名の由来は特定の知識を深める姿勢とその目的が人を救うことであることを願ったことから。
ファビオ・ロベス・シェダル
性別 男
年齢 24
出身国 パシオン
職業 新聞記者
称号 胸
異名 盤上の読手
七人の死神の1人。
気さくな性格でどんな場所でも対応が可能。しかし、さすがにエクレシア大聖堂で起こる出来事にはいくらか頭を抱えたり自身の実力が劣っていると悟ったりすると立ち直りに時間がかかる。
実はチェスが得意でその腕前はプロ級で過去に大会で優勝しているほど。騒動後に暇になった時間で七人の死神と対峙して全勝している。
そのお陰もあり領域では感知を得意としており、何処に誰がいるのかと把握することに長けている。それにより相手が次にどの様に動くのかと予想することも得意である為にオティエノとは違った理由で七人の死神を支えていた。
戦いも領域を使うも移動に重視しているもので攻撃には転用していない。
異名の由来は領域内では常に相手の位置を把握しているため。その為の工夫として駒の様な動きをして相手の先を読み翻弄することから。
●その他の死神
ユーグ・クラトリオ・アルデバラン
性別 男
年齢 19
出身国 サンタリア
称号 後に続く者
ラルクラスの弟子で主に二人きりの時は「ラルク兄」と呼んでいる。
死神の弟子である故に人前ではラルクラスを支えたり尊厳あるように振る舞っているが多少毒舌であり気を抜かすと普段の口調を使ってしまう時がある。
元は孤児で両親の親戚等を転々としていおり、継承の儀終了直後に遠い親戚にあたるラルクラスに引き取られてそのまま弟子となる。
教皇選挙の騒動を終結させるためにラルクラスから前倒しで承認の儀を行われて死神となる。その際に死神の候補者最有力候補として「アルデバラン」の称号を授かる。
戦いでは死神になったばかりとは思えない実力でディオスを守りながら下級悪魔を刈った。
ハイエント・ジランド・ムリファイン
性別 男
年齢 65
出身国 ?
称号 互いに誓い合う二つのもの
ラルクラスの師匠で先代死神。
ラルクラスが死神となっても問題ないと見て早々に死神の座を渡して隠居した。
ラルクラス以上に大胆な性格だが面倒見がよく何だかんだで教皇選挙の騒動に手を貸している。
騒動の前兆を感じ取ったラルクラスとヴァビルカによって数年ぶりにサンタリアへと戻り策を成功させる為に裏から手を回した。
ラルクラスに死神の座を渡した為に当時参加した七人の死神以外から死んだと思われていることを物凄く気にしている。
●死神関係者
ディオス・エンツォ=レオーネ
性別 男
年齢 16
出身国 シュミラン
職業 葬儀屋従業員
モルテが営む葬儀屋の従業員で唯一力を持たない人間。
何も力を持たない為に悪魔囲いに苦戦していた死神からの救援を受けて承諾、サンタリアに単身で忍び込み状況を教えた。
本人は無自覚であるが悪魔を撹乱させただけでなく死神や天眷者に思い付きとは言え打開案を言うなど注目されている。
その為に死神と天眷者からは是非にと勧誘を受け、天族からはお気に入り認定されており、力ある存在から好かれやすい。
その為にケエルから加護を授かることになったが、本人は「普通の人間」であることを望んでいる。
コルクス
性別 オス
年齢 不明
種族 鳥
死神に仕える人語を話すカラス。
常に上から目線の物言いで特に力を持たない人間に傾向が強い。その為に数々の死神から反感を買って制裁を食らっているが改善されていない。
死神を助ける役割を担っており時折その為に動いたり部下である普通のカラスに指示を出したりと死神とは別のやり方でサポートしているが本来の性格の為にあまり報われていない。
●???
???
あらゆることが不明の黒ローブを纏った骸骨。
その存在はセラフィナと同等の天族が集まるだけではなくラルクラスが敬意を示すほどだがどういった存在かは分かっていない。
●聖職者
ヴァビルカ8世/クリスファー・ロクサー
性別 男
年齢 71
出身国 ハリスタル
位階 教皇→前教皇
ロード教最高位にいた前教皇。
20年前に就任し、12年前に戦争を終結させた功績と鳥の指輪から《朝日の鳥》と呼ばれる平和の象徴。
政治手腕は相当なものであるが図太く食えない性格をしていることで死神と聖職者の評価が二分している。
教皇選挙が始まる2ヶ月まえにサルガタナスの力で侵入した悪魔の強襲を受けるもラルクラスの力で撃退。直後に何らかの理由で入り込んでいると察して密かにラルクラスと共に行動を移す。
自身の死を擬装したことで一時は死神、天眷者、悪魔を欺くも長い年月をかけて準備をしていたサルガタナスと悪魔化した聖職者によって死者が出たことで責任を持って辞任することとした(そもそも騒動後に辞任するつもりであった)。
辞任後の隠居先はハイエントと同じ場所らしいが何処かは判明していない。
アロイライン2世/ヘイゼル・フロイエン・アンバルド
性別 男
年齢 50
出身国 パシオン
位階 大司祭→教皇
枢機卿の1人で教皇選挙に出馬。後に教皇として就任する。
枢機卿としては退位の儀に参加して見届けたり七人の死神による遺体確認に立ち会ったりとエクレシア大聖堂では存在感と影響力のある1人。
性格は生真面目で正義感があるが気難しく捨て去る様な人物ではなく、悪魔化した枢機卿に心を痛めたりもする。
騒動後に激戦と化した教皇選挙を勝ち抜いて教皇となったがそれはディオスに助けられたからとラルクラスに頼んで連れて来てもらうなど恩を感じている。
ルナマリア・シュイッセン
性別 女
年齢 52
出身国 スアウィード
位階 大司祭
枢機卿の1人で教皇選挙に出馬。
勝ち気な性格で口調もどことなく男勝りを感じさせるもの。
女大司祭であるが教皇選挙の最有力者の1人として注目されていたが本人は理由あっての出馬で例え当選されても辞退するつもりであった。
教皇選挙に出馬した理由はセラフィナからの要望。出会いは昔なのだが語ると長いからと殆ど話さない。
教皇選挙に出馬してからは内側から悪魔化した枢機卿を探し出しアロイラインに協力を要請したことで最初の惨事を防ぐ役割を担った。
ササイ・ラシュバック
性別 男
年齢 48
出身国 ハリスタル
位階 大司祭
枢機卿の1人で教皇選挙に出馬。
謙虚な性格で常に一歩下がった場所から見ては発言する。しかし慈善活動には積極的で讃えられるほど。
実は悪魔化した枢機卿の1人で教皇となろうと目論むも失敗。ラルクラスと枢機卿を殺そうとするも突然現れた七人の死神以外の死神とディオスに邪魔されレナードに刈り取られた。
シャルマン・ネーブル
性別 男
年齢 47
出身国 パシオン
位階 大司祭
枢機卿の1人で教皇選挙に出馬。
博識で朝に強いがルナマリアに気があったりと他の出馬者よりも若々しさを発揮した。
実は悪魔化した枢機卿の1人で教皇となろうと目論むも失敗。ラルクラスと枢機卿を殺そうとするも突然現れた七人の死神以外の死神とディオスに邪魔されユーグに刈り取られた。
カルミニアン・トレート
性別 男
年齢 48
出身国 アマーベル
位階 大司祭
枢機卿の1人で教皇選挙に出馬。
気さくな性格で茶々を入れたり話に介入したりと飄々としている。
実は悪魔化した枢機卿の1人で教皇となろうと目論むも失敗。ラルクラスと枢機卿を殺そうとするも突然現れた七人の死神以外の死神とディオスに邪魔されユーグに刈り取られた。
ウッドロウ・ルーシャ
性別 男
年齢 51
出身国 ミゼリコルド
位階 大司祭
枢機卿の1人。教皇選挙には出馬せず新たな教皇が決まるまでの一部政務を行っていた。
教皇選挙が始まる前にアロイラインからの要望で七人の死神に協力したりと聖職者として何かと頼りにされている。
エクレシア大聖堂に移る前にいた教会ではサシェという匂袋を作っていた為に得意としている。
ラルクラス達によって会議室に潜んでいた悪魔達が刈られた後は協力として全天眷者でエクレシア大聖堂内を含むサンタリア全てに潜んでいた悪魔を捕まえる指揮を裏で行ない悪魔の削減に一役買った。
ケイト・ナノグラス
性別 男
年齢 43
職業 教皇秘書
ヴァビルカが偽装死するまで教皇の秘書として常に携わっていた男。
退位の儀でも見届けたりと秘書であらりながら重要な役割を担っていた。
教皇選挙中にエクレシア大聖堂に潜んでいた悪魔によって悪魔化され同じく悪魔化した司祭とラルクラスを連れ出す為に死神の区画へ乗り込むもオティエノの策によってアルフレッドとユーグによって司祭もろとも刈り取られた。
スクトゥーム・ヘルミア
●ヘルミアの死神
オウガスト・バーダ・ヴァヴ
性別男
年齢 35
出身国 スクトゥーム
職業 宿屋店主
称号 教皇
ヘルミアの死神のまとめ役であり継承の儀と教皇選挙時に集まって悪魔を刈り取る死神達の責任者。
代々ヘルミアに集う死神の出入りの場として場所を提供している為に顔が広い。
ヘルミアに集まった死神のまとめ役もしていることで各国の違いで衝突することやその時に起こる不足の事態には常に目を光らせている。
8年前、今回と七人の死神が滅茶苦茶にやらかしたり悪魔が計画を実行したりと行いに振り回されて頭を抱えることがしばしばあった。
騒動後も結界が安定したと知らずにヘルミアに現れた悪魔を刈り取る死神をまとめた。
メサ・ライオッド・リゲル
性別 男
年齢 41
出身国 スクトゥーム
職業 露天土産物店主
称号 足
ヘルミアの死神の1人。
移動式露天で土産物を売って生計を立てる為にあちこちに歩いていることで地理や情報に詳しい。
また、露天なので好きな場所でとはいかないが特定の場所に露天を構えては監視したりと職業と死神の行いが合わさることがよくあることで重宝されている。
ルーベン・チェンバレン・カフ
性別 男
年齢 32
出身国 スクトゥーム
職業 役人
称号 染めた手
ヘルミアの死神の1人。
細かい性格で重要なことについては同じことを2度言う。
ヘルミアの役職に就いており、本来入りにくい役職絡みの情報などを入手しては役立たせている。
役職仕事である関係から結界が弱まる期間は死神の仕事が昼間の一部を除いて出来ないがその分機動力で補っている。
リーシャ・サライナ・アクラブ
性別 女
年齢 23
出身国 スクトゥーム
職業 酒場店主
称号 サソリ
ヘルミアの死神の1人。
若くして酒場を経営する女店主で裏社会との繋がりも持っている。
明るい性格で裏社会と繋がっていることを思わせないが繋りは確かなもので、各機関よりも早く悪魔が手放した一般人を多く見つけて知らせるほど。
その為に確認や裏事情を知りたい際の情報収集で重宝されている。
●手伝いに訪れた死神
ジョルジュ・ボネ・アリオト
性別 男
年齢 31
出身国 ミゼリコルド
職業 交易業社員
称号 尾
教皇死去を聞き付けてサンタリア・ヘルミアを護る為に訪れた死神の1人。
特にこれと得意なものはないが感性が強く悪魔囲い観察などでは見たことを伝えた。
騒動終結後は仕事の為に国へ戻った。
サナリア・ハピカ・スピカ
性別 女
年齢 24
出身国 ミゼリコルド
職業 ウエイトレス
称号 穂先
観光気分で訪れてそのままサンタリア・ヘルミアを護るために尽くした死神の1人。
本来はサンタリアに入ってからヘルミアの手伝いをするつもりだったのだが悪魔囲いの影響で入ることが出来ずなくこととなる。しかし、これをきっかけにして悪魔囲いの存在が判明した。
ベルモット・ダルファー・エルナト
性別 女
年齢 21
出身国ハリスタル
職業 装飾職人
称号 角で突くこと
観光気分で訪れてそのままサンタリア・ヘルミアを護るために尽くす死神の1人。
元々は祖父のダーンとミゲルと共にサンタリアを護る七人の死神と教皇選挙時の雰囲気がどういったものなのかと気になって訪れたが異変に手を焼いていた死神達を手伝うことに。
ダーンの孫娘であるために祖父の扱いにはなれており、道具作りを手伝ったりと仲はいい。
オティエノとは初めて会った時から文通している。
ガイウス・トライアー・ホド
性別 男
年齢 31歳
出身国 シュミラン
職業 葬儀店社長
称号 栄光
レナードに騒動終結よ為に呼ばれて訪れた死神。
元々はヘルミアに行くことを拒否していたがレナードから没収されていたゴルフグラブ返却を条件にして参加。ジェンソンに劣るとも劣らないインパクトで共に悪魔を撃退。
その後、性格が似ているからか意気投合してしまいレナードと言った一部死神の不安を抱かせることとなる。
●過去の七人の死神
レナード・アバルト・ケテル
性別 男
年齢 48
出身国 シュミラン
職業 酒場経営
称号 王冠
異名 領域の魔術師
オウガストに呼ばれて訪れた死神。8年前の七人の死神で異名持ち。
悪魔囲い対応の中心人物の1人として領域による調査で突破口を見つけた。
領域の使い方や応用は他の死神を遥かに上回っており、現在レナードにしか出来ない天族の結界や悪魔囲いをものとせず通り抜けすることも出来る。
その為に現七人の死神のオティエノやファビオを初めとした領域使いの心を何度も折っているのだが本人は無自覚である上に簡単なのに何故出来ないのかと疑問を浮かべるほど。
異名の由来は領域の扱いと新たな使い道を見つける様子がまるで神秘を見つけて体現する姿勢が魔術師の様であることから。
エステル・エレーナ・アンカ
性別 女
年齢 45
出身国 スアウィード
職業 学者
称号 不死鳥
異名 顕現の追究者
教皇選挙開催に伴いヘルミアの死神の手伝いに訪れた死神。
20年前と8年前の七人の死神。
学者口調で学者肌の根っからの学者。その為に予想外のことではあまり動じず突拍子もない行動を起こしても何とも思わない。
死神が扱う力について詳しく分からないことがあればエステルに聞くべきと言うほどに深く広く知っている。
悪魔囲い対応中心の1人として知識面から調査、方向性を示した。
また、ヘルミアで暗躍する悪魔の対処をオウガストに助言したりサンタリアにいる七人の死神達に知らせる手段として力を持たない人間に頼む案をするなどその時々で誰も思い付かないことを述べたりもして存在感を発揮した。
異名の由来は謎を明解な形にするほど死神の力について追究することから。
ダーン・ダルファー・アルファルド
性別 男
年齢 71
出身国 ハリスタル
職業 装飾職人
称号 孤独なもの
異名 飛躍の製作者
無理矢理観光に連れてこられてそのままサンタリア・ヘルミアを護るために尽くす死神の1人。
20年前の七人の死神。
元々は孫娘のベルモットとミゲルと共に訪れたのだが異変に手を焼いていた死神達を手伝うことに。
性格は職人らしく堅物で頑固。しかしベルモットには弱くレナードとは考えの違いに触発されていい仲を持ったりと一部に限りそうではない。
死神としては一線を退いて死神道具に集中していたがヴァビルカ生存を知った際は本当に一線を退けた死神なのかという戦闘力を示して悪魔を撃退した。
ヴァビルカとは子供の頃からの幼馴染であるが菓子の一見以来毛嫌いしている。
異名の由来は死神道具を作る製作者であることから。
ミゲル・カブラル・バロス・ギェナー
性別 男
年齢 45
出身国 ?
職業 旅人
称号 翼
異名 千里千眼の借り暮らし
観光気分で訪れてそのままサンタリア・ヘルミアを護るために尽くす死神の1人。
20年前の七人の死神。
七人の死神からの要望後にダーンとベルモットと共に訪れるが異変に手を焼いていた死神達を手伝うことに。
あちこちを旅する流である為に滞在場所は死神の家に上がり込んで数日程の生活を送っている。
しかし、一度見聞きしたものは忘れない為に国々の状況や歴史に深く精通しており国をまたぐ騒動では情報提供をしてその見返りとして様々なものをもらっている。
異名の由来は様々な場所に赴いて見聞きしているのに借宿暮らしを続けていることから。
エジェ・カフヴエジ・アルクトゥルス
性別 男
年齢 32
出身国 プラジィア
職業 農家
称号 護るもの
異名 狩人
ヘルミアの手伝いに訪れた死神の1人。
8年の七人の死神の1人。
独特のマイペースを持ち常に気だるい様子を見せる。
普段の雰囲気とは裏腹に暖かいの際は罠を仕掛けて妨害したりと率先して行う。
異名の由来は罠の仕掛けが上手いことと成功率が高いことから。
ジェンソン・ヒル・ミンタカ
性別 男
年齢 42
出身国 イストリア
職業 野球選手兼監督
称号 巨人の帯
異名 豪腕
エステルに呼ばれてヘルミアに訪れた死神。
20年前、8年前の七人の死神。
性格は大雑把。スポーツマンであるからか根は熱血で暑苦しい。
元々は大会中であった為にヘルミアにいなかったのだがエステルからの救援で訪れた。
武器だけで悪魔を吹っ飛ばすことが出来るのだが、その方法はヘルミアの死神からしたら大迷惑でありインパクトがあるために自粛してほしいというのが他の死神の本音。
異名の由来はどれだけ力を振るっても疲れを知らないのではという皮肉から。
ラティ・ハーナード・ベネトナシュ
性別 女
年齢 29
出身国 モートゥス
職業 モデル
称号 長
異名 輝かしく歩く者
ヘルミアの手伝いに訪れた死神の1人。
8年の七人の死神の1人。
モートゥスで有名なモデルで人懐っこい性格。
教皇選挙が始まる前からヘルミアに訪れて悪魔を刈っていたが、教皇選挙が始まった直後に体調を崩して帰国した。その理由は意外なものであるがまだ死神には知られていない。
異名の由来は領域の内部を自由に歩き回る様子から。
ラウラ・ネルソン・ミアブラドゥス
性別 女
年齢 39
出身国 イストリア
職業 大学教授
称号 静かな水
異名 疾風
エステルに呼ばれてヘルミアに訪れた死神。
20年前の七人の死神の1人。
ハロルドの師であり大学の教授。普段は物静かな性格をしているが負けず嫌いな性格で戦いなどでは興奮する。
元は教皇選挙に呼ばれた七人の死神であったが外せない発表があったために辞退。代わりにハロルドを推薦させた。
異名の由来は普段は物静かなのに気づけばあっという間に終わらせていることから。
天族
ケエル
エクレシア大聖堂の管理者。
エクレシア大聖堂の特異な作りである為に菓子作りが得意でその時に余った者を死神や聖職者に差し入れとして与えている。
死神、ロード教、天族の間に盟約が交わされている関係で騒動に踏み込めないがその事については心を多少痛める程度で直接介入はしない。
しかし、天族にとって不利になることは避けたい理由でラルクラスとヴァビルカからの要請を受けてヴァビルカの偽装死を切っ掛けに結界を弱めたりディオスを助けたりして陰ながら支えた。
その時の一件以来ディオスを気に入っている。
セラフィナ
アロイラインに加護を与えた天族でありケエルよりも上位に存在する。
エクレシア大聖堂で起きている異変に動くラルクラス達から事情を聞き独自で調査に乗り出した。
その際に古くからの友人であるルナマリアに協力を頼み秘密の中庭に入り込んだことで深刻さを理解し、ピンチに陥っていたディオスとアロイラインを助けた。
教皇承認後の真夜中に訪れたアロイラインの前に改めて姿を現して、その後に他の天族と共にあることを伝えた。
悪魔
サルガタナス
領分 物欲
能力 強奪
階級 魔王
体の部位がアンバランスな物欲の魔王。
元々はハンプティという名の上級悪魔であったが魔王に階級が上がったことでサルガタナスの名を引き継いだ。
56年前から死神を殺すためにサンタリアに潜み着々と準備をしてきた。物欲の魔王が持つ力によって天族や天眷者、死神の目を欺き続けた。
騒動を起こした際にハンプエィで会った頃を知るモルテによって潜んでいた穴の底へ落とされ一騎討ちとなる。しかしモルテと触れあうと領域に座標を乱されて瞬間移動が出来ない為に苦戦を強いられ、最終的には自滅するようにして刈り取られた。
魔王は各領分に1体ずつおり、何者かに仕える発言をしているがそれがどういった人物かは分かっていない。
レラージェ
領分 物欲
能力 奪取
階級 上級
ドラゴンの須賀田をした魔王に近い力を持つ悪魔。
サルガタナスの右腕として召喚されモルテを除く七人の死神と対峙して苦戦させた。
ドラゴンである為に巨大でブレスや爪や尻尾を使って攻撃したり、さらには咆哮で敵を怯ませたりと巨大を使って存分に戦い他の悪魔も有利にさせた。
固い鱗を持つが皮膚と鱗との間には隙間があり剥がされると脆くなる。そこを突いた攻撃で細かく切り裂かれたが、七人の死神達の隙を突いてラルクラスに特攻するが返り討ちに合い絶命した。
ブザス
領分 色欲
能力 魅惑
階級 上級
初日の教皇選挙でサンタリアを襲ってきた最初の上級。
男型で口調は女といったおネエの悪魔。
上級である為に引き連れた下級・中級に世話を焼くが、いざという時は見捨てて盾にする残忍さを持つ。
駆けつけたアルフレッド達によって刈り取られた。
何か疑問があったらお伝えください。
11章は9月1日からとなります。
活動報告による裏話は明日更新します。




