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死神の葬儀屋  作者: 水尺 燐
6章 死神と少女
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閑話 新しい家族

6章です。

6章は閑話からのスタートです。ものすごく短いです。

 おきるとね、おへやがまっくらだったの。

「?」

 いつもおへやにはちいさいあかりがあるのにおへやのなかがまっくらだったの。

「ん……?」

 どうしてかなっておもっておきようとしたら、おふとんじゃないなにかがかおかおにまでかけられていたの。

 すこしだけくるしくてそこからおかおをだすと、まだまっくらだった。ちいさいあかりもないの。

 なんでまっくらなのかなっておもっておきたら、またおかおになにかがあたったの。

 なにかなっておもってそれをつかんだらやわらかかった。カーテンじゃないのかなっておもったんだけど、さわったかんじがちがったの。

 いっぱいさわったけど、それがなんなのかわからなかった。

 そうしたらまたねむくなって、かけられていたおふとんじゃないなにかをかけてねようとおもったら、まくらがなくてかたいゆかに頭をぶつけたの。

「あれ?」

 どうしてまくらがないのかなってうでをいっぱいのばしたら、すぐにてがかべがにあたってかべがじゃまをしたの。

「あれ?」

 おかしいな?ベッドにちゃんとねたのにどうしてまくらがないのかなっておもったの。

 もしかしてここベッドじゃないのかな?っておもってまたおきたの。

 おかおになにかがあたるのがおもしろかったけど、ここがどこなのかなっておもっていっぱいいっぱいおへやをさわったの。

 そうしたら、すぐにかべにてがとどいたの。まっくらだからかべからてがはなれないようにずっとさわってさわって、そこがちいさいおへやってわかったの。

「どこなんだろうここ?」

 どうしてちいさいおへやにいるのかわからなかった。

 ちゃんとママといっしょにおへやにはいって、ベッドにはいったのに、どうしてベッドじゃなくてちいさいおへやにいるのかわからなかった。

 ママはいないしパパもいない。おねーちゃんもおにーちゃんもちいさいおへやにいない。

 どうしてあたしだけちいさいおへやにいるのかなっておもっていたら、めのまえがあかるくなったの。あかるくなっておめめがなにもみえなかったの。

 やっとおめめがみえるようにっなたら、そこにね、まっかなかみをしたパパとおにいちゃんとおんなじおとこのひとがいたの。


 それがね、あたしとあたらしいママのであいだったの。

短く平仮名ばかりで読みにくくてすみません。一人称なものなので……

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