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1.少女マンガの世界に転生したようです

私は、イザベラ・フォレスター。

少女マンガ『あなたに恋して、心を奪う』の悪役令嬢イザベラ・フォレスターです。

物語の舞台は、中世ヨーロッパな異世界。

これは、作者が乙女ゲーマーで自分も中世ヨーロッパ異世界が舞台の物語を書いてみようと書いたものです。

アニメ化もされ、大々ヒットしました。

ヒロインの天使さと、悪役令嬢が裏から手をまわして令嬢たちの嫌がらせからヒロインを守る。

悪役令嬢が最後まで、実はヒロインの味方をしていたとは分からない。

最終回を見ると、一話から見たくなる人続出の中毒アニメなのです。

ただ、これはヒロイン視点で書いた話。

裏ヴァージョンとして、ヒーロー視点があります。

ヒーロー視点は、ヒーローがひたすらゲスイ。

マジで、ゲスイ。

本当に、ゲスイ。

純愛話が大ナシってほど、ゲスイ。

一部の読者からは、メンタルが弱すぎて『豆腐王子』と呼ばれていました。

ヒーローがヒロインに惚れた理由は、『自分の自尊心を満たす存在だから』。

悪役令嬢であるイザベラ・フォレスターは完璧すぎて、ヒーローである王太子ヘンリー・イズキリアットの自尊心を幼少の頃より傷つけまくって、近寄りたくない存在として認識されています。

そうしてたまたま出た社交界で、礼儀知らずで自分よりマナーがなっていないヒロインのユズ・アーバクロンビーと出会います。

自分と過ごすとあまりにも粗相ばかりするヒロインに心を満たされる。

次第に、自分と比べて劣っているヒロインを側において優越感を満たしていきます。

ちなみに、悪役令嬢もある意味、悪役です。

ヒーローが、ヒロインを口説きまくっているのを見て、王太子の婚約者となれるように手助けします。

ヒーローが、『人間のクズ』だと見抜いているのでヒロインに押し付ける形ですね。

でも、ヒロインは男爵令嬢で悪役令嬢は公爵令嬢なんですね。

男爵令嬢と公爵令嬢では、教育されるマナー、令嬢としての在り方など様々なことが違います。

はっきり言って、ヒロインは男爵令嬢としてのマナーなら完璧なのです。

階級が上の令嬢と比べるから、マナーがなっていないと言われるだけ。

そもそも、根本的なことが違うのです。

それを、見下すために側にいさせるヒーローって本当にゲスイですね。

だから、少女マンガの悪役令嬢に心底嫌われるんですよ。


まあ、原作マンガのことは置いといて私の現状を。

幼少の頃より、ベッドに臥せっています。

これは、病気というより前世の少女マンガとアニメ版の『あなたに恋して、心を奪う』を脳内で強制的に再生されるためです。

例えるなら、魔力過多で体力が弱った状態と同じです。

これはだんだん解消されて、もうすぐベッドから起き上がれる予定なんですけどね。

マンガと同じく弟と妹がいます。

弟は、アイザック。

妹は、クリスティン。

弟には原作と違い、見下されまくっています。

ベッドに臥せるばかりで、自分がしているマナーや勉強をしていないためです。

勉強はしていないのですが、文字を教えてもらってこの国の歴史書は読んでいます。

弟は可愛くなくて興味がないのですが、妹はマジ天使。

「ねえさま、ねえさま」って、下っ足らずに言って懐いてくるんですよ。

この間なんて、「おばけがこわいの、いっしょにねて」とおねだりしてきたのですよ。もちろん、一緒に寝ました。



現在、前世からの年齢を合わせると【自主規制】。

妹に、萌えまくって悶絶しています。

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