16/16
16の秘密 部活動始動!
生徒会室から出てきた俺は携帯を取り出して時間を確認する。
「うわっ、もうこんな時間か。部活遅れちゃったな」
走って図書室へと向かう。
図書室へと着き、中へ入る。
「すいません、学生会に呼ばれて遅くなりました!」
図書室の中は、この前来た時より人が少し増えていた。
中には桐島さんも数えて、6人ほどいた。
新しく部活に入ったのは俺を入れて4人、俺以外すべて女の子だ。
「苗木君来るのが、遅いよー。みんな自己紹介終わらせたんだぞ!」
言葉は怒っているものの、口調からして怒ってはないらしい。
「しょうがないでしょ、苗木君は学生会に呼ばれてたんだから。愛も聞いてたでしょ」
風舞先輩がフォローしてくるた。
「わかってたけど、言いたかっただけかな。さぁ苗木君ここに居る皆さんに自己紹介を!」
「あっはい。苗木徹です、小説を書くとか、そういうのは初めてでよくわからないので頑張りたいと思います」
「いかにもありがちな自己紹介をありがとう。じゃ今日は新入生が来てくれたということで、パーティーを始めようじゃないかー!」