20260131 好きな漫画や小説のお話
そういえば1回もしたことなかった気がするなーと思うので突然語ってみます
というのも、わたしはなろうユーザーのマジョリティ層にはわりと喧嘩を売っている自覚があるのでけっこう嫌われているだろうなと思っていて
『自分の嫌いな相手の好きなものを貶す』ということを正義だと思っていたり、そういう行為で快感を得る人間というのはどうしても存在するので、たぶん『伽藍が推してたから』という理由でわたしが好きな作品をめちゃくちゃに貶す、みたいなひとが出かねないなーと思っていたのですね
ただまぁ投稿し始めて1年くらいは経ってるのでいい加減わたしを嫌いなひとはとっくにブロックなりミュートなりしてるか、していなくともだいたい避けて通るやろと思ったのと、よしんばしてなくても『嫌いだから』という理由でこんな気まぐれに書いているだけのエッセイまで追いかける気力のある人間はそうそうおらんやろと思ったので書いていいかなーって思ったので書きます
『なんかたまたま目についたから』という理由で攻撃的なコメントを残される程度には嫌われていても、『何もかも監視して1から100まで全部否定して攻撃してやる』と思われるほど嫌ってる人間は今のところいないやろ、という判断ですな。別に自分のアカウントに引き篭もってるだけで他人様に迷惑かけてるわけじゃないし
さて、わたしはそれほど読書量は多くないのであくまで限られた範囲での『これ好きだなー』だと思ってくださいまし。なろう多めでいきますがなろうじゃない作品もあるかも
今回は『正統派ヒロインと正統派ヒーロー』のお話をしたいです。なろうではわりと嫌われるお話だと思いますが
以下敬称は略したり略さなかったり(すみません)
■ル○チェと白の契約:御○桃也 (漫画)
いきなりなろう外です。えへへ
これ始まりは作者買いで、デビュー作だった前作からもうずっとずっと大好きな作者さんなのですね。メインキャラクターたちの善性と全体的にキラキラした世界観が好き。大好き。本当に好き
いわゆる『苦労して生きていたところをイケメンスパダリヒーローに見出される健気善良特殊能力ヒロイン』です。ヒロインが可愛い。妹ちゃんとの絡みも可愛い
普通にめっちゃキュンキュンするので読んで欲しい。作者さんは前作では恋愛要素なかったのでこういうのも描かれるんだー! の気持ち。新境地ありがとうございます
■二○と家には帰りません!:み○ぐらむ (小説/漫画)
これはなろう系です。『虐げられてきた心優しいヒロインがいきなり能力を見出されてイケメンスパダリヒーローに救い出される』典型的なシンデレラストーリーですね。ここまで典型的なのはもはや昨今では珍しいのでは
これ文脈はなろう系なのですが、ノリは完全に少女漫画なので『よくなろうレーベルから出版したなー』と思っております。なろう系じゃなくて少女漫画好きにアプローチできればもっと売れる気がするんですよね。SNSでもあんまり感想を見かけないしあんまり売れている気配がない。悲しい。もっとめちゃくちゃ大々的に売れて欲しい
わたしの勝手な考えですが、この手のシンデレラストーリー好きな層には刺さると思うのよね。もっと売れて欲しい。うぅっ
何よりヒロインが可愛い。素直で健気で純粋で善良な本当にヒロインらしいヒロインなのよ。可愛い。お近づきになるのはヒロインに悪い影響がありそうで嫌なので数百メートル遠くとかから望遠鏡とかで眺めていたい。いやでも店員さんとかになって一瞬だけ悪意のない笑顔を向けられて癒やされたい。気持ち悪い対応しちゃいそうだな
あとはヒーロー含む周りの大人たちに無能だったり嫌な性格のキャラクターがいないってのが良いですね。大人たちが無能な作品読むのストレスなのよね…。味方でも敵でも無能なキャラは少なければ少ないほど良い
この2作がこの数年わたしがどハマりしてる作品です。どっちも典型的な有能高貴金持ちイケメンスパダリ溺愛ヒーローと素直健気純粋善良努力家可愛いヒロインです。わたしの性癖が判りやすすぎるな
シンプルに可愛い女の子がイケメンに溺愛されるお話が好きなのよね。捻くれたヒロインが可愛くないわけじゃないけどやっぱり真っ直ぐな性格のヒロインが好き
あとこの手の作品って、気をつけないとヒロインが独善的に読み取られかねないと思っているのね。いわゆる悪意でもって『お花畑ヒロイン』と呼ばれるタイプだけど。あとは良かれと思って余計なことしちゃう『トラブルメーカー』とかね
この2作はそのへんのバランス感覚が良いなーと思いますね。特殊な能力を持っているから悪党に狙われてヒーローに守られる場面はあるけど、勝手に動き回ってヒーローの足を引っ張るようなヘイトを買いかねない場面がほとんどない。『良い子ちゃんキャラは鼻につく』とか言われたらそこまでだけど、まぁこの手のキャラが好きな方ならほとんどストレスフリーで読めるのじゃないかしら。ヒロインが可愛いことはただそれだけで正義なのよ
おかしいな、わたしはこの数年この2作を擦り切れるほど何度も読み返してるのに自分が作品を書くとアレになるのよ。インプットとアウトプットの乖離が酷すぎるのよ。どこかでエラーが出てるな
他の作品↓↓↓
■虫○ぶり姫:由○ (小説/漫画)
『虫かぶり姫ってなろうだっけ?』と思って調べたらなろう発祥でした。へえーいま知りました
これもまぁわりとなろう読者さんには嫌われそうなヒロインなのですが、わたしは好きですよ。とはいえ読んだのだいぶ前なので結構内容忘れちゃってるな
大人しくて内向的なヒロインがヒーローと結ばれるために少しずつ努力していくのが可愛い。あと単純に読書好きのヒロインって可愛いよね。無意識だけど若干の知識チートも入っている気がするな
■聖○の魔力は万能です:橘○華 (小説/漫画)
これはもはや言わずもがなの有名なろう小説ですね。ただ、初期はたぶんざまぁも意識してたのかしら? これ誤召喚された対抗偽聖女をざまぁしなくて良かったと思います、ここでざまぁしちゃってたらその後の雰囲気も変わってた気がする
なろう系だと『召喚された聖女がとんでもないアバズレだった!』みたいなパターンが散見されますが、これはそういったことは一切なく召喚された聖女ヒロインが順当に頑張っていくストーリーなのでストレスフリーで読めます。本を読むときにストレスがかからないのは大事よ
あと大人たちがちゃんと有能。これ本当に大事。初期の第一王子は未熟さでちょっとやらかしたけど、更生と成長の機会を与えたのは良い判断だったと思います。安易に処刑だの追放すりゃ良いってもんじゃありませんからね。そんなんやってたら誰も彼もの命が安くなるのよ
ひとまずこんな感じかしら。思ったより虫○ぶり姫の内容忘れてたので今度読み返そう
あ、忘れた。あと1個
■R○G レ○ドデータガール:荻○規子 (小説/漫画)
いきなり大御所も大御所の名前出しちゃった。古い作品ですが典型的恋愛少女小説というならこれもオススメ
『おとなしめ守られ特殊能力ヒロイン』という括りなら本作は金字塔だと思います。とりあえず1回読んでみて欲しいのよ
まぁヒーローは有能イケメンではあってもどちらかと言えばイジメっ子スタートですが。イジメっ子ってほどではないかな。ヒロインとの相性が悪かったし押しつけられた役割と反抗期も相まって反発するのは理解できる。たぶんあと数年経てば立派なスパダリに成長するでしょう
これヒロインにイライラするひともいるかも知れませんが、丁寧に成長を綴っているので心に余裕があるときに贈り物のリボンを解くような気持ちで読むといいと思います。あくせく読むようなものじゃない
惜しむらくはヒロインが1つ成長してここからというところで完結してしまったことでしょうか。『俺たちの戦いはここからだ!』エンドというか…。でも荻○さんはわりとそういう作風が多いしな…どこかで『膨大な世界観のほんの一部分を削り出しているだけ』と言われていて納得しました
こんな感じでしょうか。全体的には典型的なシンデレラストーリーとか、多少ご都合主義だろうと『可愛い能力持ちヒロインとスパダリイケメンの恋愛小説』みたいなのが好きです。可愛いことは単に正義なのよ
ただシンデレラストーリーなら何でも良いわけではなく、たとえば虐げられていたところをせっかくイケメンに救い出されてこれからは新しい環境で頑張れるよって状況になったのにいつまでもウジウジ暗いこと考えてるタイプのヒロインは好きになれません。前向きなのが可愛いのよ。前向きであることはただそれだけで強い
溺愛してくるヒーローに対して『でもわたしには資格がない』とか『相応しくない』とかウジウジしてるヒロインは好きになれないのよね。そうするとヒーローに対しても『なんでそんな女が良いん??』ってなっちゃうので
ただこの『ウジウジするヒロイン』って『大人しめヒロイン』と相性が良いので、『引っ込み思案で大人しいけど前向きで努力家でいざというときは行動力もある』みたいなヒロインが好きなわたしとしては『引っ込み思案で大人しくて後ろ向き』なヒロインにブチ当たると『そうじゃねーんだよなぁー!』ってなってしまう。微妙にマッチしない。なので好みのヒロインを見つけると嬉しくなりますね。可愛いね。飴ちゃんあげようね
以下はまた別のお話です↓↓↓
『悪○令嬢の中の人』って作品はご存じです? まぁなろう読んでる方ならだいたいご存じなのでしょうけれど。有名だものね
わたしはあの悪役令嬢(本物)ヒロインはあんまり好きになれなかったのよね。もう単に悪役令嬢ってキャラ造形がわたしに刺さらないんだと思う。これはもう性癖の問題よ
ただ、彼女の行動原理は好きです。要するにあれぜーんぶ悪役令嬢(成り代わり)ヒロインへの愛だものね。さらっとしか読んでないけど、最初から最後まで悪役令嬢(本物)ヒロインの行動原理が全くブレないのは良かったと思う
これが半端な正義感とか『あんな偽聖女に好き勝手させるわけにはいかない』『国を正さなくちゃ』みたいな理由を持ち出してたら好きじゃなかったと思う。あれ何もかも悪役令嬢(本物)ヒロインは自分の感情に従って動いてるだけでしょ。そこは良いよね
あと、悪役令嬢(本物)ヒロインがどうしてそんなに悪役令嬢(成り代わり)ヒロインが好きなのかって理由づけが、『悪役令嬢(成り代わり)ヒロインが善良であること』『悪役令嬢(成り代わり)ヒロインが悪役令嬢(本物)ヒロインを全力で愛していたこと』だってのが良い
どうしてかって、なろうテンプレ貴族社会の文脈ではだいたい『善良であること』『愛のために行動すること』は歓迎されないからです。善良な人間は考え足らずの馬鹿だし、愛という感情に振り回されるのは自分を律することができない未熟な馬鹿です。少なくともよく見るなろう系では、そういう表現が多いように思います
でも悪役令嬢(本物)ヒロインも悪役令嬢(成り代わり)ヒロインを何もかも全肯定しているわけじゃなくて、『悪役令嬢(成り代わり)ヒロインは善良すぎて謀略に疎かったから負けた』って理解しているわけです。それは欠点であり、弱点よね。そして、その欠点であり弱点も含めてまるごと愛している
愛や善性が踏みつけられがちななろう小説の文脈で、悪役令嬢(本物)ヒロインは悪役令嬢(成り代わり)ヒロインの愛と善性に、それが欠点や弱点になりうることを理解したうえで光を見出したのよね。それが良いなーって思います
まぁ悪役令嬢(本物)ヒロインも、他のキャラクターたちにもいまいち魅力は感じなかったのですけれども…。なんでだろ。みんな舞台装置以上の印象を持てなかったのよ
なんなら漫画版の最後らへんの断罪シーンで派手なリアクションでガヤやってた名前も判らん貴族男女二人が一番印象に残ったまである。偽聖女ヒロインやら王太子とそのお仲間やらに一切魅力を感じなかったんだが悪役ってそれで良いの?? ざまぁ作品の悪役ってこんなもんなんだろうか
あとわたしは以前『どんな理由であろうとざまぁされる悪役が敗北した末に性的に貶められるのはやり過ぎだし品がなくて嫌い』みたいなことを言ったのですが、この場合はそもそも悪役令嬢(本物)ヒロインの性根が悪党に振り切っちゃってるから判断しづらいものがありますね。これでほんの欠片でも悪役令嬢(本物)ヒロインが正当性を匂わせたりだとか自分を正当化したりだとかしてたら『それは話が違うだろ』ってなるのですが、最初から目的が復讐だからな…うーん。判断しづらい
なんか思ったより語っちゃったな?? 前々から『悪○令嬢の中の人』には思うところがあったのよね。悪役令嬢(本物)ヒロインにはあんまり魅力を感じないし好きじゃないけど彼女の行動原理はわりと好き、というフクザツな乙女心
これで『悪○令嬢の中の人』大好きなユーザーさんとかに見られたら困るな。まぁ所詮は1ユーザーが勝手に言ってることなので…チラ裏です、チラ裏
長くなり過ぎちゃった、いったんここまで! ではでは(。・ω・)ノ゛




