表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/22

芽衣のお遊戯会

葵side


「おねえたんみちぇ!」(おねえたん見て!)

「わ…かわいいい…!!!」

「かわいい~…」


芽衣の幼稚園のお遊戯会の衣装を持って帰ってきたのだ。

それは芽衣の持ってるうしゃぎしゃんことピンクのうさぎのぬいぐるみみたいで凄く可愛い。


「めいちゃんも、うしゃぎしゃん!」


うさぎの衣装を着てうしゃぎしゃんを抱きながら言う芽衣。


「すっごい似合ってるよ~」

「やばい可愛いすぎるよー…これはお遊戯会みんな芽衣に注目だなぁ…笑」







って感じで迎えたお遊戯会当日。

保護者席で美那はカメラを向け、さくたん(桜)と私は芽衣が出るところを期待して待っている。


年少組は【どうぶつさんたちの秋祭り】

それで芽衣はうさぎ役になったってか。



「まずは、そこのねずみさん!」

「「はーいっ」」

♪~♪~

ねずみ役の子たちが歌に合わせて踊る。

「そろそろ、にぎわってくるから、ほかのどうぶつさんたちも、くるかなぁ」

ねずみ、きつね、とり、かえる…と集まってくる。


芽「わちゃちたちは、うしゃぎしゃんだよ!!」

「ぴょこぴょことんでたら、たのしそうなところがあったんだあ!」


「芽衣だ!」

「ほんとだ~」


…ていうか他の子背高いし滑舌良いなぁ。笑

まぁ芽衣にそういう時期がいっぱいあるのはすっごい可愛いしいいと思うんだけどね。



「「「たのしいな!たのしいな!もりのぼうけんちゃのちいな!」」」


「わたしたちも!」

芽「あきにょおまちゅりに!」

「さんかちまつ!」

♪~♪~♪


歌って踊った後、うさぎの出番は終わりで芽衣たちうさぎは端の方にまとまる。…待ってる芽衣さえほんとに可愛い。



「それでは、ぼくたちぜんいんで」

「おうたをうたいます」

♪~♪~♪~


誰もが知ってる童謡が流れる。

そして会場内に保護者さん方の手拍子が流れる。


「「「「「「「あいがとーごさいましたぁ!」」」」」」」


パチパチパチパチ


「葵~美那~」

「年少さんであれはすごいよ~…」

「芽衣可愛すぎでしょぉぉ…」

「かわいいー…」



「あ、席ゆずろ。」

「うん、年少組の帰り待つか!」

「りょうかーい」


ってな感じで年中さんの劇もみながら芽衣の帰りを待つことになった。





「おねえたーん」

「わ、びっくりしたぁ…芽衣ー!!凄かったね!!」

「ね!!芽衣お疲れ様~」


私はぎゅってして頭撫でてあげる係。笑


「あれ、芽衣ちゃーん、こっちで帰りの会するよー」

「…帰りの会…懐かしい響きだ…」

「同じく…」

「ババさん達大丈夫??笑 …芽衣があっちいきたくないーって。」

「えー…芽衣!行ってきて!」

「んーんー、やー!」

先「芽衣ちゃーん、行きますよー」

「や!や!…ふぇ…ふえええええええええん…グズん…ふええええええええん…」


あんなに凄い劇できても甘えん坊なのは変わらないうちの芽衣。

…でもすっごい感動した。

芽衣も少しずつ大人になってってるんだね…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ