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いんふりゅえんじゃ

美那side


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!んん!っ!!ごほっ!!ごぼっ!!げほ!!げほ!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁげほっ!!ごほごほ!!ふうう!!んん!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」


手足を懸命に動かして抵抗する芽衣の小さな鼻に太くて大きい棒を入れる...


「ごめんなさい、看護師さんあと2人くらい良いですか?」

「はい!少し待っててください。」



私、優人くん、看護師(葵含め5人)...。

暴れられると危ないこともあって6人に抑えてもらって...笑

注射よりも痛いようで泣きまくり泣きまくりやっと終わったインフルエンザの検査。


陽性で薬を出す...と言うことになったのだが喘息も酷く出ているし入院となった芽衣。




元はというと...まぁ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


私はインフルエンザになってしまって病院で休んでいる時のこと、...桜と芽衣でお見舞いに来た。

芽衣にとって治療はしないとはいえ病院に来ること自体怖かったのに来てくれて嬉しかった...

けど移さないかそれだけが心配だった。


「お姉ちゃん〜」

「おねえたん!」

「めい?!だめだよ移っちゃうよ...桜は良いけど...」

「めいたんもはいるの!おねえたんとぎゅーしゅるの!」


今まではお姉ちゃんに従ってた芽衣も感情表現とかわがまま言うようになったり...

芽衣は止めようとする桜を蹴ってよちよちと歩いてくる。


「桜!!ダメ!!止めて!!」

「めい!!」


...ったく。

なんで病人にこんな大声出させるかな。


「おねえたん!ぎゅーして!」

「...またこんどしようね〜」

「んーん!!」


すると芽衣は私のベッドに無理やり入ってきた。

...桜と私が引き剥がそうとしてるにも関わらず「んーん!!」と言って離れない。

正直力尽きてきた私は眠ってしまった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




泣き疲れて眠ってしまった芽衣は病室の白いベッドにぜーぜー言いながら寝ている。

ぜーぜーいっているのと寝ているのを確認して1番小さい針にしてもらった点滴を刺した。


......良かった、起きなかった。

あとは今日休みの桜と優人くんに来てもらって服とか入れればいいかな。

私は勤務中なので芽衣ばかりには構えないと思い病室を後にした。


その後もずっと寝てた芽衣は夜ご飯が出ても眠そうに目をこすって「ちゃべにゃい」と言うだけ。

....重症になりそうだなぁ、

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