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芽衣、桜のお見舞い

美那side


夏も終わりのこの季節。


「どうしてめいたんもびょおぃんなのぉ?...やぁだ、ちゅうしゃされちゃくにゃい!」

「大丈夫ー。桜お姉ちゃんが注射されるの。笑」

「しゃくりゃおねえたんないちゃう!」

「そうかもね〜子供できて嬉しくて泣いちゃうかも〜笑」


桜の子供が生まれそうで桜が入院したため産婦人科に来てる。

葵と優人くんは今勤務中だから夜来るらしい。



「んー桜起きないなぁー...」

「おねえたんきのうのよるいなくなっちゃっちゃ」

「あは、そうだね、お姉ちゃん注射頑張ってるんだよ〜」


私の言った注射、という言葉に反応して抱きついてくる力が強くなる。

...もー...どこまで注射嫌いなんだよぉ...

桜...よく9ヶ月も頑張ったなぁ...

私もそろそろ結婚、とか考えないとやばいかな...?いやでもまだ27だからね...!!



「....すぅ...はぁ...」

「あ、寝ちゃったぁ...」




芽衣を抱きしめながら桜が起きないか見て葵と優人くんからのメッセージも確認して...

3時くらいだったのがあっという間に夜ご飯の時間になって桜が起きた。





「美那ぁ...!!」

「桜〜来たよ〜」

「あっ芽衣も!」

「安静にって言われたのにね〜笑」

「いや声出す分変わらんし」

「なにその神経」

「...むぅぅ?」


すると眠ってた芽衣も起きて小さな手で目を擦る。


「あっ芽衣ーー!!お姉ちゃん頑張ってるよー!!」

「ぎゃんびゃつちぇ!」(がんばって!)

「ありがとぉ...」

「いやこんな関係でしたっけ」




すると扉が開く。


「あ、優人くんー!」

「どもー桜ぉぁ!」

「ゆうとぉ」

「まだ大丈夫かなー」

「うん...明け方苦しかったけどまだ数時間程度かな」

「今夜一緒に寝よ」

「うん♡」


「めいたんおにゃきゃしゅいちゃ」

「そだね〜」

「だいすきーー優人不足うーー」

「...お家戻りますか」

「うん、おねえたんのごひゃん!」

「はいよ〜」



この日の夕食はお野菜の炒め物で芽衣がお野菜洗ってくれてスムーズにできました!

あと苦手なピーマンも頑張ったね!






次の日まで寝てたら産まれてて行けなかったのは秘密です

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