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EP17 この人って?①

このひとって?から、異世界の勇者までをひとくくりのEP17とします。 

またEP17、後半を「コラボ」と題していましたが、コラボ作品の不都合により、タイトルの変更と、一部を書き換えて居ます。


この先登場するキャラは、削除した作品の登場人物です。

登場人物については、説明不足になり申し訳ありません。

私の秘密を知る者が増えた。

飛鳥さんから、厳重注意を貰う。一応、国家機密なのだ。

だが、日増しに私たちの力は、元に戻っている。

氷姫さんと四聖獣も、小型犬程度の大きさ。力を取り戻す日は近い。


「柊とマリリンさんは、これを持っていてくれ」

嵐山が、お面とウィッグを持って来た。

「万が一だが、もし魔法を人に見られるような時は、これで顔を隠せ」

嵐山は、魔法を使う事を、前提に考えている。

「嵐山さん!使われては困ります」

当然、飛鳥さんとは考え方が違うから、意見がぶつかる。


「飛鳥、考えろ。俺達とは違うんだ。魔法を当たり前のように使う世界の人間が、『使うな』で、使わない方が不自然だ。咄嗟の際は、必ず使っちまう」

その通りだ。日常的に使う魔法、生活魔法は特にだ。


「でも、それを言ったら、国家機密が・・・」

「柊の髪は目立つ。外出時はウィッグは着けて置け。お面は、魔法を使った後に付けても間に合う」

要は、特定されなければ、良いと言う事?

「映像に残らなければ、揉み消せる。残ったとしても、手品で済ませる。が、誰がやったかが、分かるのは不味い」

「その通りよ。人物が特定されれば、話に現実味が出るわ。でも、謎の人なら、都市伝説で済ませられる」

話に、白鳥さんも加わった。

「だが、留意してくれ。魔法の存在は、一般人には重すぎる」

結構まともな奴だった。

言っていることが現実的で、私たちを理解してくれた上で話をしている。


「後、二人には申し訳ないのだけど、科学的見地から、二人のスペックを見ておきたいの」

なるほど・・・魔法ダメ!では、私たちが魔法を見せられない。

情報閉鎖より、情報収集を重く見た訳だ。

「そういう事でしたか。なら、東富士演習場を使いましょう。あそこなら誰にも見られません」

飛鳥さんも理解したようだ。

「ダメだ。一般人はいないが、東富士では、隊員に見られる可能性がある」

「陸自は、ウジャウジャ居ますからね」

「八丈小島を使う、手配をしてあるのよ」

もう、話が出来ている。結果ありきで協力させられるのも、なんだが、元に戻りつつある魔法の威力を、確かめておきたい気もした。



「八丈小島?って‥何処?」

「伊豆諸島、八丈島の近くにある、無人島だ。ここから約300k。この時期は、上陸は禁止してある。釣り船などは居るが、悪天候の日に行けば、近くには誰も居ない」

なら打ち放題だね。

「私も出て良いのかしら?」

氷姫さんも、参加希望だ。


「八丈小島までの往復となると、陸自ではチヌークでいけますね」

※チヌーク、陸自輸送ヘリ。飛行距離1000k。

「いや、今回は米サンが絡んできた。オスプレイを使う」

!?アメリカだと?

「それって、まさか?」

飛鳥さんの顔色が変わる。


「既に各国は、柊さんとマリリンさんの情報を持っているわ。魔法に関して知りたいのは、アメリカだけじゃないのよ」

やはり話過ぎたか?。国際会議で話せば、各国が魔法に興味を持つのは当たり前だ。

「国も動いてな。担当は変わらずだが、何かとチョッカイ出してきている」

魔法のデーターを取って、私たちを解剖して・・・

「あり得るわよ。魔法は核より魅力的な力。恐らく各国は、貴方達の情報を手に入れようと、やっきになってるはず」

きな臭さが、現実味を帯びて来た。


「だが安心しろ。お前たちは俺達が守る。アメリカを引き込んだのは、データーと引き換えに、二人の安全の保障をしたからだ」

「流石に、非人道的な事をすれば、日本だって黙っていないわ」

そうだが・・・もし魔法の解析が成功したら、この世界が変わってしまう。

「それも大丈夫ね。貴方たちから貰ったサンプルで、遺伝子レベルまで調べたけど、魔法に関する情報は出なかった。

魔法は、ルーランに行かないと、使えるようにならないと言うのが、私の結論よ」

でも、科学の進んだ、この世界なら・・・。

「もしそうであれば、いずれ魔法は日の下の出る。早いか遅いかの違いだ」

それはそうだが・・・。


「あ、あの。魔法は悪いものではありません。ですが、使えない世界の方から見れば、魔法は戦力です。私たちの情報は、守るべきだと思います」

マリリンさんの意見は、部屋に置いてある仏壇に伝わる。

眼鏡!眼鏡!

「私もマリリンさんの意見に賛成。見れば欲しくなる。それがこの世界の歴史。今からでも隠した方が良いよ」

「ふぅん・・・ま、いっか」

嵐山が、ため息と共に、とんでもないことを言い出した。


「この世界な、実は隠し事が沢山ある。アメリカ、EUは、火星に有人基地を持っているし、超能力部隊も保有している。宇宙人とのコンタクトどころか、晩餐会迄開いてる。

がんの治療薬なんか、とっくに出来てるし、200歳まで生きられる再生治療まである」

マジか?マジなのか?

「一般国民が知らないだけよ。魔法と言う概念が無いだけで、超能力と言う力は、既にあるのよ」

魔法と超能力、どう違うの?


「超能力は、異星人からの技術提供で器機を使う。せいぜい頑張って、コップを持ち上げる程度の力だがな」

嵐山って、なんでそんなことを・・分室の分室。組織の末端の室長じゃないのか?

「分室の分室は、存在が隠された組織だ。そこの室長ともなれば、逆に・・だ」

なるほど・・。

「知りませんでした!陸自にはそんな情報有りません!」

「無いわよ。筋肉軍団に、渡せる情報じゃないわ。陸幕長だって知らないわ。超が付く国家機密よ」

なんか、気にした私たちが馬鹿だった。

なら見せてやろう。魔法と言う奴を。








作者は、無神論者です。私の頭上には神は居ません。

アデランスに入信も考えましたが、お布施の高さに断念。

神に見放された地は、不毛の大地です。



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