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EP3 雪姫動く⑦

凄まじい夕立でした。

前書きに書く事ではないかw


EP3のラストです^^


ピンチだ!


マリアとリアは、私に前に立つ。

テレサは、再度防壁を張ろうとするが、敵の攻撃を受け、魔法の発動に至らない。

囲まれた。

サマンサとは分断され、サマンサも周りを取り囲まれる。

大ピンチだ。


      風が木の葉を舞いあげる

  私たちを囲んでいた敵が、音もなく倒れた。

「遅れた」

ギムだ。

サマンサの周りの敵も、同様の倒れ方をする。

見えなかった・・・数十人の敵を倒す瞬間、どれも見えなかった。

これがギムの本気?


ギムは刀を鞘に納めると、私を抱きかかえる。

「え?ちょ・・ギム」

「敵に追いつく」

お姫様抱っこをしながらギムは走る・・って、なんて速さだ!

マックスの全速力を見ている私が、超驚く速さ。人なのか?お前は人か?

あっという間に、敵の背中が見える。

そして敵は止まった。ジプト領域内に入ったんだ。


敵の数は約300。

馬から降りて来たのは、偉そうな冠をかぶったおっさん。

「貴様ら!ここはジプト領だ!」

馬鹿め。今止まったら・・・・。

200人ほどが同時に倒れた。・・・こうなる。

ギムが、領土の事など気にするはずがない。


「私はスノープリンセスのギルドマスター雪姫。

     ギルドの名に懸けて、あなた達は許さない」


「何を許さないというんだ?貴様たちは、見合いに行く護衛兵団を襲い、次期国主様を、わが領内で攻撃しているんだぞ」

(・・・え?まだその設定続いてたの?まだ放送中?・・だとしたら不味い。こっちも建前を理由にしないと)


「貴方たちが、だれであろうと関係ない。農家の人たちが、一つ一つ魂を込めて田畑に埋めた、コンニャクイモの種を踏みにじった罪!絶対許さない!」

建前だが、建前にもドラマは必要だ。

「聞こえんわ!掛かれ!」

100の残兵が、私たちに向かう。

私は覚えたての魔法を使う。

 「サイレントスノーーーー!」


サイレントスノー、音もなく降り積もる雪。

全ての音を吸収し、悲鳴や断末魔の叫び声さえ聞こえぬ、静かなる最期を迎えさせる氷魔法。広域に敵を倒せる。

連中は凍り付いた。さて、凍った中に色男さんはいるかな?


「いい音、しやがるな」

ギムが凍った人を鞘で叩く。砕け散る。

おいおい・・・・・。砕くと蘇生できなくなるよ・・。


マリアとリアが追い付いてきた。

居た。クラリス姫のお相手の色男。間抜けな面のまま、凍り付いてた。親のロロ卿も居る。

この2体は持って帰ろう。優しくだよ。


「我々は、ここまでですね。後は国に任せましょう」

アーロン君の終結宣言。


   「スノープリンセス!撤収!お疲れ様!」




後日、王様が来た。

「今回の働き、満足だ!報酬の3000G だ。受け取れ」

50+100+200+2000だけど?

「ボーナスだ。妻がな、雪姫とは仲良くしたい。色を付けろというからな」

太っ腹!有難う女王陛下・・これで私がギルマスに成って、初めての黒字だよ。


「良かったですね」

「流石はマスター。もう黒字を出すなんてね」

「ガオガオガオ」

「ダイル様は、おめでとうございますと、仰っております」

マリア、トーマ、ダイル!!有難う。


「今回はよ、雪姫の感ってやつに助けられたぜ」

「そうですね。マスターが気が付かなければ、危なかったです」

「マスターに神の加護を」

サマンサ、アーロン君、テレサ・・・みんなのおかげだよ。


「それからギム・・・招集には応じてね」

ギムの働きで助かったが、けじめはけじめだ。

「すまないかった。つい訓練に気が入ってな。次から気を付ける」

馬鹿だけど、ちゃんと謝るいい子だ。


「マスター、今回の入金で、今月は大幅黒字になりました。これはお祝いをするべきではないでしょうか?」

リアちゃん!良いこと言うね~

「今日は、宴会!美味しい物を食べに行こう!」


私たちは、マックスとやった宴会以来、宴会をやっていなかった。

ギルドの再開の時も、盃で乾杯しただけだ。

『軌道の乗って、マックスを安心させられたら、宴会を開こう』

を合言葉に頑張って来た。今回は、たまたまだけど、黒は黒。

今晩は宴会だ。



ーーールーラン王国 酒場ーーー

「えっと、本日は、ギルド再開以来、初めての黒字を記念して、乾杯!!」

私の音頭で、乾杯。

テーブルに並んだ料理を、酒を、みんなが奪いあう。


今日は幹部のみならず、付き人も一緒だ。

トーマの付き人は、3人目のギア族「クレア」

タイプはメイドタイプ。特に戦闘力は無いが、女子力は高い。


サマンサの付き人は、人間の「ノア」女の子だが、魔法が使える。

剣士のサマンサと、魔法使いのノア。いいコンビだ。


テレサの付き人は変わっている。

聖霊の「リーム」

魔族の血を引くテレサだが、心根はやさしく、精霊に気に入られた。

普段は姿を見せないが、美味しいものがあると出てくる。普段は食うだけの付き人。ハイビスカスの花の姿をした聖霊だが、怒ると超怖いらしい。


アーロン君の付き人は、獣人のブルック。

クマの獣人で力持ち。今は、けがの治療で国に帰っている。

私もまだ会っていない。



盛り上がる!宴もたけなわ!そうなると、話題はコイバナ。


トーマの付き人、クレアは密かに、トーマに恋をしている。

まぁ、マリアもギムにだけど、生贄は1人いればいい。


「トーマ~クレアっていい子だね~」

サマンサが突っつく。

「クレアは、掃除は勿論、料理の腕は抜群。いいお嫁さんになりますね」

おっと、ギャリソン迄食いつくか?

「あ、あの!そんなことありません!」

真っ赤になるクレア。


純情&奥手・・・見ていると煮え切らないものの、なぜか見たくなる存在。その行く末を、見守らずに入れない存在である。



「トーマ、いい子だよ。お嫁さんにどうかな?」

サマンサの強烈直球援護。あわあわしてるクレア。

「ん~クレアはいい子だよね。でも結婚となると、ママに聞いてみないとね」

そう、トーマはマザコンである。

色男として、多数の女性と付き合うが、「ママに」この一言で終わる。今回もこれで終了。

サマンサも、ギャルソンも、熱が冷めた様だ。

哀れクレア。援軍撤退。


と、なると・・・生贄はマリアとなる。

相手は横に座るギム。



マリアたちギア族は、前文明の遺物。

高度な機械技術を有した前文明時代、家庭用から兵器迄、幅広く使われていたのがギア族だ。


人と同じ感情を持ち、自分で判断できるギア族は、1種族として認められている。

当然、恋もする。

マリアの恋を実らせるべく、雪姫が動く。






次回より、ギムとマリアのラブコメ編。


割り込みは出来たけど…予約が出来ないよ~問い合わせするかな?

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