表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風神の舞  作者: 藤之宮沙羅
1/2

風神曰く

目の前には風神がいる。

目には赤く血が映る。

空は青い。

私はいつも1人。


風は私を狂わせ、風は私を動かす。



私は孤独に舞い孤独を歌う。

目を閉じればそこにはたくさんの龍がいる。


みんなは信じない。

昔の蝶を。

蝶のように空を舞っていた龍を。


私は岩の上に腰掛け空を見上げる。


「いつになったら私はここから解放されるの?」


雲は風に靡き空は呼応している。

私の問いかけは戻ってくることなく1日はすぎていく。


龍神はこちらを向き返り口を開く。

「お前は私の主人だ。

私が死ぬまでここにいろ。」

赤い目が私を見つめる。


ほかの龍も呼応して鳴き喚く。


空に響くその音は耳を劈き脳の中にたまる。


「私は見ている。

お主の成長を。」



《作者から》

これからも連載します。

宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ