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Master and Servant  作者: 浅葱悠兎
一章
9/11

4

side:藍奈


想様は私にとって敬愛すべきご主人様。

私をこの世に生んでくれた大切なマスター…。



想様にとっての私はどのような存在なのだろう?




乱雑に扱われたことも手酷く扱われたこともないけれど、所詮私は「ロボット」だから。


想様の心の奥深く…なんて、見えないし分からない。





私は誰よりも想様が大切。

私のたった一人の大切なご主人様。



たとえ貴方が私を「ロボット」だとしか思っていなかったとしても、私のこの気持ちは変わりません。



ありがとうございます、私をこの世に生んでくれて。

本当に感謝しています…。





* * *


想様から与えられた自室で先ほどもらった贈り物をハンガーにかけじっくりと眺める。



黒を基調としたシンプルなワンピース。

今までもらっていた服とはどうやら違うらしい。




ちなみに私が今まで想様からもらっていたのはメイド服。

仕事に便利だし決して嫌いなデザインではなかったから着ている。




「このワンピース、仕事用なのかしら…。」


ひらひらしているメイド服とは違って、どちらかといえばほぼ直線状のスカート。

タイトスカートの丈を長くしたような感じ。



どう見ても仕事向きではない。



「明日想様にお聞きするのが一番…。」



そう決めてそれをクローゼットにしまった。

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