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気まぐれ詩集

デメテルの慈愛

作者: 高塔柾


悪と善。其れは誰が定めるのかしら?


そもそも皆の認識は等しく在る必要はあるけれど


自身、己の答えまで同じである必要はないはずだわ。


悪しも善しも本当に必要とされるのは


己で悩み苦しみ得たという真実それではなくて?


常識を弁える必要は誰にも課されるもの。


だけれど其の常識も国により違い


時代によっても変わっていく


定められた法すらも枷となることもある。


思想はそもそも人により違い


一つとして同じ形はない。


時代が終わるがごとに廃れ時代が始まるがごとに


民の手によって形作られるのだから


法すらもそうであるように。


そして善と悪にも定められた形はなく


其の形は其れを宿した心の形で決まるもの。


人の命は儚い。でも時に其の命の輝きは


他者をも惹きつけ魅了しそして潰える。でもだからこそ愛おしいもの。


人に変わりはいない。人は誰の代わりにもスペアにもなれない。


どんなに似せても其れは其の人ではなく貴方は貴方にしかなれないのだから。


誰にも貴方の生は変われないし否定できないのだから。


其の事実をどうか忘れないで。

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