表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王  作者: 覧都


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

79/208

第七十九話 骸骨男

「いけー!!」


 悪党の後ろでガイコツのような、痩せた男が命令をしました。

 次々手下が集まっていて、この場所の悪党の数は十人を超えています。


「うおおおおおーーー!!!」


 ガイコツの命令を受けて最前列の六人が、ニヤニヤしながら雄叫びをあげてかかってきます。

 ステータスを見ようとしましたが、ブラインドで隠しています。


「ライファさん! 気を付けて下さい!!!」


 アンちゃんの手が汗をかいて、湿っています。


 ドン


 ドン


 ドン


 最初の六人が、ライファさんのロッドの一振りで薙ぎ払われて、建物の壁に体が打ち付けられました。

 あまりの攻撃力だったため、手下は声をあげることも出来ず壁に体を打ち付けられています。


 そして、すぐに後ろにいた六人を壁に吹き飛ばし、更に五人の手下を壁に吹き飛ばした。

 ライファさんは三度ロッドを振っただけで、十七人を倒しました。

 壁の前に倒れている、男達の口から大量の血が噴き出している。


「なっ……」


 ライファさんがロッドを見つめて驚いています。


「あのガイコツを逃がさないで下さい」


 アンちゃんが、逃げだそうとしている男を指さした。

 アンちゃんまでガイコツ呼ばわりしています。

 あいつ一人なら私が倒しても大丈夫でしょう。


「ぎゃーーー!!! いでーーー!!!」


「アスラバキです。命に別状はありません。男なら静かにして下さい」


 私は冷ややかな目でガイコツを見下ろしました。


「ひっ!!」


「あのー、イルナ様、この武器どれだけ付与が付いているのですか」


 ライファさんがロッドを私に、渡しながら聞いて来ました。

 確か千は越えていたはず。


「千くらいでしょうか」


「えーーーーっ」


 ライファさんとアンちゃんとガイコツが驚いています。

 し、しまった、少なく言い過ぎたかな。


「せ、千二百くらいかな」


「そ、そんなに多いのですか」


 また三人が驚いています。

 しまった、多すぎたのかな。


「ま、間違えました。八百です。八百に決めました」


「……」


 三人の目から光が消えた。


「いずれにしても、滅茶苦茶な付与です。ありえません。まったく力がいりませんでした」


 ライファさんが驚きながら言います。

 私は収納魔法でロッドを片づけます。


「しゅ、収納魔法……」


 アンちゃんが私の収納魔法に驚いています。

 この魔法は、上級神官のレベル五百で覚えた魔法です。


「な、何なんだお前達は……」


「なんで、お前ごときが質問している。質問するのはこっちだ」


 ライファさんが眉毛をつり上げてガイコツの顔をのぞき込みます。

 それを聞いて、ガイコツは口を真一文字に閉じて、こちらの質問に答えない意志を見せました。


「アンちゃん、こいつらすごく弱いですよ。最初少し恐れてしまいました」


 私は、自分が恐れていたくせに、アンちゃんのせいのように言いました。


「いいえ、いいえ。ライファさんが強すぎるのです」


「あーはははは、私などまだまだです。イルナ様は私より倍は強いですよ」


 ライファさんが可笑しそうに、笑いながら答えます。

 アンちゃんが、目玉が落ちそうな位見開いて、こっちを見てきます。


「アンちゃん、こいつは何者なのですか」


 私は強い強いと、いわれるのが嫌なので話しを変えました。

 だって、私など父ちゃんに比べたら強いうちに入りません。

 こんなんで強いと言われるのはおこがましいのです。


「こいつは、国王が亡くなった日、王宮に忍び込んでいた一人です。幼かった私は、あの日、この男を王宮で見たのです。そして昨日再び見つけて、後をつけたのですが、見失いました」


 ガイコツ男は、この言葉を聞くと不気味に笑った。

最後までお読み頂きありがとうございます。


「面白かった!」

「続きが気になる、読みたい!」

「頑張って!」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。

面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークもいただけると本当にうれしいです。

何卒よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ