表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/31

魔法の基本

 起きてすぐに町へ向かった。


 図書館はここだな。


 ここの町は王都から離れているため、人口は少ない。そのため図書館も小さく、古びている。館内には数人しかおらず、落ち着いた雰囲気だった。


 魔法の本はこれか。

『魔法の基本』

 近くの椅子に座り、読み始める。


ーーーーーーーー


……


 魔法は赤・青・緑・白・黄・紫の6種類である。

 人族は基本的に全種類の魔法を使うことができ、魔力がEと判定された例はない。

 もちろん魔法の得意不得意は存在し、個人差もある。


……


ーーーーーーーー



 やはり魔力Eというのはおかしいのか。

 いや、そんなことよりも魔法の使い方だ。



ーーーーーーーー


……


 始めて魔法を使う際は、身体の中にある魔力を感じることから行う。

 落ち着き、目を閉じて身体の内側に意識を集中すると感じることができるはずだ。

 感じることができたら身体の中で魔力を移動させてみる。

 血が流れるイメージで取り組むといいだろう。

 これらが難なくできるようになったら、いよいよ魔法を使ってみよう。

 身体の内側にある魔力を手のひらから放出するイメージをする。


……


 魔法は魔力操作の熟練度によって高難易度の魔法を使うことができる。

 難易度が高い順に神話級、伝説級、特級、上級、中級、初級となっている。

 上級が使えれば一人前とされており、それ以上の難易度の魔法を使えるものは少ない。


……


【初級黄魔法】

[ヒール]

対象の生命力や怪我・病気を回復する

黄魔力により回復量変化


……


ーーーーーーーー



 気がつくと外はすでに日が落ちかけていた。


 もう今日は帰ろう。

 明日から黄魔法の[ヒール]の特訓だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ