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勇者VS魔王1

ーーーーーーーー国境付近にて


 空には雲ひとつなく、綺麗な月が輝く夜だった。


 既に開戦から2日が経過しようとしており、人族、魔族ともに多くの死者・負傷者を出していた。


「勇者様!! このままでは押されてしまいます!」

「やはり、魔王を直接倒さなくてはいけないか……」


 勇者は近くにいる魔族を粗方倒すと、声高々に宣言した。


「私はこれより、魔王を潰してくる!」

「「おおーー!!」」

「だからそれまで、もうしばらく耐えてほしい。必ずこの戦に勝とう!!」

「「うぉおーー!!」」

 大きな歓声の中、勇者は一人敵陣に乗り込んだ。


 なるべく戦闘を行わず、魔王に向けて一直線に進む。

 魔王は勇者が向かっていることに気が付いているが、部下に勇者の相手はできないと考え、手を出さないように指示をした。

 そのため、思いのほかすぐに魔王の前に来ることができたのだ。


「まさか勇者一人で乗り込んでくるとはな。随分なめられたものだ」

「お前を倒せるのは私しかいない! 覚悟しろ。魔王!」 



ーーーーーーーー


名前 :ユウキ

種族 :人族

生命力:S

攻撃力:SSS

防御力:SS

素早さ:S

魔力 :赤SSS 青S 緑B 白SSS 黄B 紫D


称号 :【勇者】熟練度の成長速度アップ

技  :【初級赤魔法】レッドボール【中級赤魔法】レッドウェア【上級赤魔法】レッドビーム【特級赤魔法】トルネード【伝説級赤魔法】アトミックボム【初級青魔法】ブルーボール【中級青魔法】ブルーウェア【上級青魔法】ブルービーム【特級青魔法】サイクロン【初級緑魔法】グリーンボール【中級緑魔法】グリーンウェア【上級緑魔法】グリーンウォール【初級白魔法】ホワイトボール【中級白魔法】ホワイトウェア【上級白魔法】ホワイトウォール【特級白魔法】リフレクション【伝説級白魔法】サモンドゴーレム【初級黄魔法】ヒール【中級黄魔法】エリアヒール【上級黄魔法】プレイ【初級紫魔法】ポイズン


ーーーーーーーー


名前 :ジャック

種族 :魔族

生命力:S+

攻撃力:A+

防御力:S+

素早さ:A+

魔力 :赤E+ 青E+ 緑E+ 白E+ 黄E+ 紫EX+


称号 :【魔王】すべての力に+補正

技  :【初級紫魔法】ポイズン【中級紫魔法】パラライズ【上級紫魔法】カース【特級紫魔法】ネクロマンス【伝説級紫魔法】サモンドデビル


ーーーーーーーー



 まずは力を高める必要があるな。


「[レッドウェア]! [ブルーウェア]! [グリーンウェア]! [ホワイトウェア]!」



ーーーーーーーー


[レッドウェア]

自分の攻撃力+

赤魔力によって+量変化


[ブルーウェア]

自分の素早さ+

青魔力によって+量変化


[グリーンウェア]

自分の生命力+

緑魔力によって+量変化


[ホワイトウェア]

自分の防御力+

白魔力によって+量変化


ーーーーーーーー



勇者を4色の光が包んでいた。

「そんなことをしても無駄だ。[カース]」



ーーーーーーーー


[カース]

対象の全ての力-

紫魔力によって-量変化


ーーーーーーーー



「-量が大きすぎる……」

 魔法で+した力以上に-されてしまった。

「勇者よ。その程度か。[ネクロマンス]」

 地面から何百体ものゾンビが現れ、勇者に襲いかかる。

「くそ! [トルネード]!」



ーーーーーーーー


[ネクロマンス]

ゾンビを生み出し操作する

紫魔力によってゾンビの質・量が変化


[トルネード]

大規模な竜巻を発生させる

赤魔力によって質・大きさが変化


ーーーーーーーー



「まだまだゾンビはいるぞ!」

「ならば! [グリーンウォール]!」



ーーーーーーーー


[グリーンウォール]

生命力を持つ壁をつくる

緑魔力により生命力が変化

生命力がなくなると消滅


ーーーーーーーー



「これでゾンビからは攻撃されないぞ」

「……ふむ」

「この戦いに時間をかけるわけにはいかないんだ。ここで決める。[アトミックボム]!」

 膨大な魔力の塊が、放物線を描くように魔王へ向けて飛んでゆく。

「なっ!?」


 魔力の塊が地面に触れると、一瞬昼になったかのような光が一帯を照らす。直後に鼓膜破れるほどの音を鳴らし、月にも届きそうなキノコ雲が出来ていた。



ーーーーーーーー


[アトミックボム]

原子爆発をおこす

赤魔力によって威力が変化


ーーーーーーーー


読んでいただき有り難うございます!

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