表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/74

大人の女

遥の近況報告動画を見ながら別のモニターを眺めるレナ。


日本のアニメが流れ始める。


主人公が弟と共に死者を蘇らせるための魔法に必要とされる魔石を求めて旅をする物語である。


そのストーリーに共感するレナかと思えば実は主人公の可愛さしか頭になかった。


「ああ、今日も萌えたわー」


ハアハアしながら新しいアニメがアップされていないかチェックする。


「あれ、これ鋼鉄の魔術師のパクリかしら・・・ふーん、なんか似たようなタイトルね。

流行り物にすぐ飛びつく漫画家にも困りものですしー、それをアニメにする会社もどうかと思うわ。ま、今日はお休みで暇だし見てあげましょうか」


違法視聴している身で何様であろうか!


ダウンロードされる間、レナはシャワーを浴び軽い朝食の用意をしコーヒーを口にする。


昨日の晩からずっとモニターの前にいた女である。


通信速度の遅い時代である、動画もスムーズに見ることが出来なかったためいったんダウンロードしてから視聴していたレナはその間ゲームをし、漫画を描き、同志と打ち合わせと称する腐った会話にウツツを抜かす生活をしている。


一通りの用事を済まし、大きなワイシャツをひっかけただけの姿で気取った足取りで部屋を移動するレナを見れば知らぬものであればオシャレな20台半ばの色気が漂いまくった超絶美女であろう。


だが向かう先に有るモニターには・・・かつては一部好事家しか手に出来なかった世界が広がっている。


良い時代になったものだ・・・ろうか。


マクシミリアンが知ったら『我は、何というものを作ってしまったんだ』と地面に両手両膝を付き涙を流して嘆くであろう。


その姿を簡単に表現するとすればorzである。



ダウンロードしたファイルを開くレナ。


ありきたりな導入エピーソードが終わりオープニング曲が流れる。


レナはその場で固まった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ