想像
マジェスティックワールド上で新たな魔法陣が開発されることになって早くも1ヶ月。転移魔法で使用される魔法式が細かく分析され機能毎にマクロ化されることになった。
あらゆる組み合わせが行われ驚くべき魔法が開発された。
土魔法と氷結魔法がなお互いに螺旋を描き相手を氷らせ物体の粘性を低め同時に破壊、まるでドリルで穴を空けるかのような魔法。
土魔法、火魔法、水魔法を時差使用する強力な爆裂魔法。
光魔法と風魔法を使った巨大なレンズを使った熱光線兵器。
マクシミリアンが想像もしていなかった魔法が世界中のゲーマーにより開発された。
しかし目的とするものは大規模転移魔法陣である。
ゲーム内において転移魔法の魔力効率を上げようとするにはどうするか。
マクシミリアンは仮想現実世界にセントリーブス王国とそれを囲む国々を忠実に再現したのだ。
あらゆる造形物をリアルに再現、重力が取り入れられ、時間経過の概念をリアルタイムで再現、随時マップの拡大がなされ、あらゆるエリアでイベントが開催され全てに参加すればレアな魔法具や宝石が与えられそれを運営側の商人アバターに売れば価値に見合った商品が送られてくる。
魔術師だけが魔法を使えるのだが魔力容量が低い値で設けられている為、魔法発動の要であり、かつ魔力倍増装置の役目を果たしている魔法陣の改造で最小の魔力で最大の効果が上げなければ転移に魔力を使い切り戦闘にならないとか、戦闘に魔力を使いすぎでどこにもいけない事となった。
このような力技で大規模転移魔法陣の改造が随時行われ魔力の効率化が図られた。
蛇足ではあるが、送られてくる商品の中で特に人気なのが逆パワードスーツだった。簡易的な物だが人体の各関節にダンパー付きのギブスを着けるとアバターが剣を持ったり盾を持てばその重さに応じて装着者に負荷がかる。その他にも鎧に準じた重さのベストや兜があった。




